亨子(以下K): シュー・アン・シュープリーズってどう言う意味? |
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治代(以下H): 「シュー」はおなじみのシュークリームの「シュー」。「シュープリーズ」は英語で言う「サプライズ」。すなわち「びっくりシュー」。 |
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直子(以下N): シュー生地の外側にパイ生地がくっついているので、ボリュームがあって得した気分。 |
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K : そう!ここ最近ちょっとブームなのかな? 駅の近くにお店があって、いつもいい香りがただよってきているね。並んで買ったことがあるわぁ。 |
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H : 私がこのお菓子に出会ったのは、辻製菓学校の生徒時代。授業で習ったんだけど、「こんなおいしいものが世の中にあるんだ!!」ってすごく感激した! よくよく考えてみれば、シューにフイユタージュ(折り込みパイ生地)にクレーム・ディプロマットと、今まで習ったものの組み合わせにすぎないのに・・・・。 |
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N : まずは、よく上がるパイ生地が必要ね! |
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K : それに、シュー生地も・・・・一度に2つの生地を作るのはちょっと面倒・・・・と思うのであれば、この生地2つは冷凍も可能だからそれぞれに作り置きをしておくのもいいかな? |
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H : そうかあ、「ああ、あの味が食べたい!!」って思い立ってすぐにってわけにはいかないんだよね。 |
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N : 市販の冷凍パイ生地を買ってきて、シュー生地だけ作るっていうのはだめ?シュー生地はいつもと同じ固さでいいよね。 |
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H : うん、そうだね。市販のパイ生地を使って、シュー生地はいつものシュー・ア・ ラ・クレームの固さで作って・・・・絞る時の大きさに気をつけないと、パイ生地がお座布団みたいに下に敷かれた状態になっちゃうよね。 |
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K : そうね。パイ生地の四隅をしっかりシュー生地の中心に押さえつけて焼成。2つを組み合わせたものの焼き方って難しそうだけど、200℃で焼いたらいいね!仕上げはアプリコットジャムとフォンダン。フォンダンが手に入らなければ、水と粉砂糖を混ぜて作るグラス・ア・ローでもいいよね? |
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N : 粉砂糖だけでもいいじゃない? |
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H : パイ生地にシュー生地にクレーム・ディプロマット!!と、たくさんの工程があるんで、仕上げぐらいはシンプルにしてもいいね。 |
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K : じゃあこれから作って見ようかな!えーっとパイ生地の配合は・・・・!? |
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