亨子(以下K): パンナ・コッタってイタリアのデザートだね。昔すごいブームになった事があったけど・・・・ |
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直子(以下N): そう。プリンみたいな食感って日本人好きだから! |
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治代(以下H): でもプリンとは違って、なんだか口の中でまったりととろけるような感じ!!これは牛乳?生クリーム? |
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K : パンナはイタリア語で生クリームっていう意味だから基本的には生クリームなんだけど、作り手によっては牛乳を加えることも多い。今回は牛乳も使っているね。ちなみにコッタは火を通したという意味ネ。 |
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N : 以前、家で賞味期限切れ寸前の牛乳が2リットル近くあって、ひたすら煮詰めてパンナ・コッタを作ったことがあるんだけど、成分無調整の濃厚な牛乳だったのがよかったのか、トロッとした舌触りで、「とても余りものから作ったとは思えない。」と好評だった。 |
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H : 2リットル!?すごいー。 |
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K : 酪農の盛んなところで、たくさんできた生クリームを使って作られたのがはじまりだとか??実際にイタリアで食べたよ。やっぱりコクあってねっとりとした感じだった。 |
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N : 作り方は、いたって簡単。生クリーム(今回は牛乳入り)の中に、砂糖を入れてしっかり沸かす。沸騰してから1〜2分位沸かし続けた方がいい。 |
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K : ふきこぼれないように、大きな鍋が必要ね。 |
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N : そう!で、後はゼラチンを入れて冷やすだけ。 |
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H : 今回はお皿に抜けるようにゼリー型に流したけど、そのまま食卓に出せるように、好みの器に流してもいいよね。 |
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N : 器から抜く作業がなければ、ゼラチンの量を減らして、もっとやわらかくしてもいいよ。 |
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K
: 大きめな器に流して固めたのを、スプーンですくってお皿に盛り付けるのも、シンプルでいいかな。ソースは、一般的なのはキャラメルソースだけど、フルーツのソースならなんでも合うネ。 |
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N : エスプレッソコーヒーをソースにするなんてどう? |
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H : むむっ、大人の味だね。おいしそう。 |
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N : プリンや、バヴァロワよりずっと簡単だから、流し固める器やソースにこだわって、自分だけの食べ方を見つけてください。 |
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