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連載コラム 菓子まし娘のお菓子講座
「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。
菓子まし娘の タルト・オ・フレーズ よもやま話
いちごのタルト

タルト・オ・フレーズ
パート・シュクレ・オ・ザマンド+カスタードクリーム+フィナンシェ生地+いちご=タルト・オ・フレーズ
麻紀(以下M): この時期 ほんとにいちごがおいしいですよね(*^_^*)大好き!昔の記憶を呼び起こすと・・・・4月が一番おいしい時期だったと思うんですけど、今は12月(ん?11月くらいかなぁ)からずーっとこの季節まで、おいしくてお値段もお手ごろな期間が続いていますよね。いちごの旬がのびたんでしょうか!?

知恵美(以下C): 本当だよね。香りもいいし、甘くておいしいいちごが使えるってお菓子づくりにはポイント高いね!種類も増えているよね。フランスでも春になるといちごを使ったお菓子がたくさんお菓子屋さんに並びますよね。

フランスの市場にて。いちご、グラム売り!山積みです。
フランスの市場にて。
いちご、グラム売り!山積みです。
 
きちんとパック詰めされたものも売られています。
きちんとパック詰めされたものも
売られています。
亨子(以下K): フレジエとか今回のタルトとか・・・・マルシェにもこれから夏に向けて、いちごはもちろんのこと沢山のフルーツが並び出すと、いい時期だね。日本のいちごは“大切にっ”ていう感じで、手間かけて箱に入れられて一粒がすごい値段で売られてたりするけど、向こうのは かごや箱にざっくり入って気軽な値段で楽しめるからいいよね〜。
それにしても、いちごの種類も増えたよね。 昔は”西のとよのか、東の女峰”って呼ばれるくらいだったのに・・・・


M: ほんとほんと!その辺のスーパーにも、「さちのか」でしょ。「とちおとめ」でしょ。「あきひめ」でしょ。そして「あまおう」と ほんと種類豊富!(もちろんまだまだありますが)それぞれに甘さや酸味、香りなどの特徴はあるけど、いちごの糖度は昼夜の温度差によって変わってくるから同じ品種でも自然条件や管理によって甘さが左右されるんですって。だから一概に比較はできないらしいですよ。
あといちごといえばビタミンC!一日に必要なビタミンCをレモンで摂るとしたら、2個半も食べなくちゃいけないんだけど、すっぱくてちょっと嫌になっちゃいますよね。いちごだったらなんと!5〜6粒食べるだけで一日に必要なビタミンCが摂れちゃうんですよ。美容のためにも、風邪の予防のためにも毎日すこしづつ食べなくちゃ!


C: じゃあ、今日のタルトにも私のビタミンC、いっぱいのせて!!フランスにもいちごの種類たくさんありましたね。形が細長い種類の・・・・名前はガリゲットでしたっけ?とか丸いマラ・デ・ボワとか。あと、陸続きのスペインから輸入してて、季節はずれにパリでも売っていたのには驚きでした。

K: たしか春先はスペイン産やモロッコ産が出回るようね。その次にガリゲットやマラ・デ・ボワやフレーズ・デ・ボワなんかが市場を賑わせるみたい。日本のものに比べると、酸味が強くて柔らかく香りがいいかな。なので沢山の砂糖をまぶして食べる人が多いいみたいね。
今回のお菓子は、国産のいちごですね・・・・このいちごをどう使うの?フランボワーズのタルトと少し似てるのかな?


麻紀M: 今回はフランボワーズのタルトのように、もちろん飾りにもいちごを使いますけど、なんと!クリームの中にも埋めて一緒に焼き込んじゃいます(^^)v クリームにもいちごの香りと味が移って、焼いてる時にもいい香り!!ん〜おいしくなること間違いなし!少し傷んでるいちごとか、形の悪いいちごを中に入れるといいですね。
今日は生地も少しリッチな配合にしてみました。アーモンドパウダーを入れることによって味はもちろん、食感もサクサク軽くなりますよね。


K: そうね。確かにパート・シュクレとは少し違った食感ね。生地を伸ばしたり、型に敷き込んだりの作業はこちらの方が難しいかな。作り方に関しては、特に大きな違いは無いよね?

C: 作り方は一緒だよね!?私もアーモンドパウダーを入れたりするの賛成!!おいしいよね。ちょっと柔らかくなるのが早いので、冷蔵庫でしっかり冷やして、手早く!が、基本だね。あとはパイ用シートも冷やしておいたりするといいよね、あれば。ねぇ家で伸ばすときって何の上で伸ばしてた?普通のテーブル?

M: 私は確かオーブンを買った時についてきた(と記憶しているんですけど)、下敷きのような柔らかいプラスチック製のシートを使っていました。いろんな大きさの円が描いてあって、その大きさにのばせばOK!みたいなのでした。
家ではなかなか思い切って打ち粉を打てないですよね〜、後片付けが大変で(>_<)でも知恵美先生が言うように普通のパート・シュクレより柔らかくなりやすいので、手早く作業しないと伸ばしていくシートにもくっつきやすくなっちゃうからしっかり打ち粉&手早く!を心がけてくださいね。


K: えっ!!ていうかフレッシュのいちごを焼くなんて!私、今までデコレーションでしか使った事ないかもっ(>_<)

M: でしょ〜、珍しいでしょ〜(^^)vって自慢してますが、実は私のオリジナルではないんです(^^ゞ このメニューはフランス校のキャメラ先生に教えていただきました。

CM : って亨子先生 話戻りすぎっ(>_<)



このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ タルト・オ・フレーズ

菓子まし娘
人物 鈴木 麻紀
人物 古村 亨子
人物 瀬戸山 知恵美
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