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ニュースリリース

「第6回辻静雄食文化賞」受賞作・受賞者発表!

プレスリリース
辻静雄食文化財団

2015.04.15

辻調グループでは、食文化の発展を目指し、食分野の教育と研究に生涯を捧げた辻調グループ創設者・辻静雄(1933~1993)の志を受け継ぎ、2010年に「辻静雄食文化賞」を創設いたしました。

本賞は、我が国の食文化の幅広い領域に注目し、よりよい「食」を目指してその目覚しい活動を通じ、新しい世界を築き上げた作品、もしくは個人・団体の活動を対象に選考し、これを顕彰するものです。また、2012年からは新たに専門技術者賞を設け、作り手として食文化の発展を支える調理、製菓の技術者を顕彰しております。

第6回を迎える2015年の選考結果は下記の通りとなります。


*本賞*
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「千年の一滴 だし しょうゆ」 
国際共同制作ドキュメンタリー
監督 :柴田昌平
プロデューサー :大兼久由美/牧野望/伊藤純/Luc Martin-Gousset/
______________Catherine Alvaresse
制作 :プロダクション・エイシア/NHK/Point du Jour/ARTE France

<受賞理由>
日本の味を支える食材に注目し、それを生み出す自然の力と人の知恵や技を丁寧に描き出した秀作。説得力のある映像が見事に日本料理の本質を捉えている。

<作品紹介>
「うま味」=「だし」と「発酵」=「しょうゆ」をテーマに、日本人と自然と食の関係を描いたドキュメンタリー。2013年12月放送のNHKスペシャル「和食」をベースに、フランス人プロデューサーが加わって国際版として完成させた。海や森などの大自然からうま味を取り出す職人の姿を描いた第1章「だし:大自然のエッセンス」、麹カビをミクロの映像で紹介しながら職人の知恵を伝える第2章「しょうゆ:ミクロの世界との対話」で構成されている。


*専門技術者賞*
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山本征治 氏  「龍吟」オーナーシェフ
<受賞理由>
際立った技術力によって国内外で高い評価を受け、我が国が誇る文化としての日本料理を広く世界に、そして後進に伝える上で著しい貢献があった。

「龍吟」 東京都港区六本木7-17-24 サイド六本木ビル 1F
2014年The S.Pellegrino Asia's 50 Best Restaurants 5位。ミシュランガイド『東京2015』三ツ星。他に香港・九龍に「天空 龍吟」(ミシュランガイド『香港・澳門2015』二ツ星)、台北・大直に「祥雲 龍吟」がある。


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第6回辻静雄食文化賞 選考委員会(敬称略)
<委員長>
石毛直道(国立民族学博物館名誉教授)

<委員>
鹿島茂(明治大学教授)
阿川佐和子(作家)
福田和也(慶應義塾大学教授)
西山嘉樹(元文藝春秋編集者)
辻芳樹(辻調グループ代表 辻調理師専門学校理事長・校長)
八木尚子(辻調グループ 辻静雄料理教育研究所所長)

<専門技術者賞・選考委員>
門上武司(「あまから手帖」編集顧問)
犬養裕美子(レストランジャーナリスト)
君島佐和子(「料理通信」編集長)
柴田泉(フードジャーナリスト)
山内秀文(辻調グループ 辻静雄料理教育研究所研究顧問)



※なお、第6回辻静雄食文化賞贈賞式は、2015年6月10日(水)明治記念館にて開催を予定しております。
__贈賞式につきましては、改めてご案内いたします。