【辻調塾】3月24日/ソーシャルメディアと「食」
テーマ:「ソーシャルメディアと『食』を考える」
関西を代表するお二人のメディアの方にご登場いただいて、現在のメディアの状況と『食』について、さまざまな角度から、大いに語っていただきました。
お迎えしたのは、「関西ウォーカー」編集長の玉置泰紀さんと毎日放送プロデューサーの本郷義浩さんのお二人。
20世紀も終わりの頃に登場したインターネット。
それからわずか20年で、私たちの情報環境は一変しました。これは19世紀から20世紀にかけて整備されてきた郵便や電話などの通信手段に匹敵するのか(しないのか)。
さらには映画、ラジオ、テレビといったメディアと同列に考えられるところまで来たのか(あるいは、まったく違う次元のメディアなのか)。
さまざまなテクノロジーがそうであるように、所詮、人間の作った道具、仕組みだから、過大にも過小にも評価すべきではないかもしれない。でも、流行モノだから気にはなります。
ここはひとつ、地に足がついた状態で、クールに、今メディアにおきていることを見てみたい。
そして、インターネットから生まれた「ソーシャルメディア」と「食」の今後についても考えてみたい、そんな思いで、お二人をスピーカーをとしてお迎えし、大いに語っていただきました。
参加者の皆さんとも活発な意見交換、議論ができ、大いに盛り上がりました。
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スピーカーのお二人のプロフィール:
玉置泰紀さん
「関西ウォーカー」編集長。大阪府出身。産経新聞大阪本社に入社。
神戸支局を皮切りに、社会部で所轄回りの後、府警本部捜査1課を
担当。7年間勤めたあと、31歳で、福武書店(現ベネッセ)に転
職。月刊の女性誌「カルディエ」の創刊に加わる。「たまごクラブ」
「ひよこクラブ」の準備に携わった後、33歳で角川書店に再転職。
東京版の「シュシュ」創刊に加わる。「九州ウォーカー」創刊、後
に同誌編集長、さらに、「東海ウォーカー」、「大人のウォーカー」
(こちらも創刊)の編集長を経て、平成20年の4月に、17年ぶ
りに大阪に戻り、現在に至る。「九州ウォーカー」時代は、長崎市
の故伊藤一長市長の元、同市観光専門委員、「東海ウォーカー」時
代は、愛・地球博の食の専門委員、「大人のウォーカー」時代は、
経団連の観光専門委員などを務めた。コンプリートするほど好きな
ものは、ホームズシリーズにチャンドラー、ビートルズとストーン
ズ、フー。
http://www.walkerplus.com/kansai/
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本郷義浩さん
毎日放送プロデューサー。京都府出身。テレビ制作局所属。料理情
報番組、音楽番組、歴史紀行番組、ドラマ、アート系の番組など数
々のテレビ番組を担当。「あまから手帖」に食のエッセイ「Pの細
道」を連載中。 毎年、5月に写真展を大阪市内のカフェで開催して
おり、世界の都市をテーマとしている。 麻婆豆腐研究家、伊藤若冲
研究家、京懐石研究家、右脳左脳ノート研究家を自称。
現在「水野真紀の魔法のレストラン」を担当。
これまでの主な担当番組「あまからアベニュー」「近畿は美しく」
「美の京都遺産」「若冲降臨 増殖する細胞」「芸術都市パリの100
年」「真実の料理人シリーズ」「京料理、動く。」「占い師100人」
「チュー'sDAYコミックス 侍チュート!」「インスタントラーメン発
明物語 安藤百福伝」「音舞台シリーズ(プロデュース演出、2000年
から2009年まで)」