【辻調塾】7月21日/コーヒー産地最新事情~グァテマラ、パナマを訪ねて~
7月21日/辻調あべの塾
テーマは「コーヒー産地最新事情(グァテマラ、パナマを訪ねて)」。
スピーカーは、寺尾雅典先生でした(辻調・西洋料理教授)。
今回は、はじめて、会場を辻製菓技術研究所の「実習店舗」P.L.T.(パティスリー・ラボ・ツジ)をお借りしました。
https://www.tsujicho.com/plt/index.html
今年の1月、高品質のコーヒーを産出する産地として注目をあびている中米のグァテマラとパナマを視察してこられて寺尾先生の最新コーヒー産地レポート。
寺尾先生は、辻調の西洋料理の教授で、サーヴィスの授業も担当。
レストランサーヴィス全般からワインや飲料についても勉強し、とくにコーヒーに関しては焙煎から手がけている本格派です。
今回は、グァテマラのアンティグア地区のコーヒーと、パナパのフランシスコ・セラシン氏(通称ドン・パチ)の農園の「ゲイシャ種」のコーヒーの試飲もありました。
とくに、「ゲイシャ」は、高価で、あまり出回っていない珍しいコーヒーでもあり、その独特の香りに場内、思わずため息がもれました。
まるで、ワインの試飲のような雰囲気で、みなさん、真剣に、独特の香りや味(苦み、酸味、コク)などを賞味していました。
また、コーヒーの試飲だけではなく、コーヒーチェリー(果実)の味を再現した甘くて酸っぱい特別ドリンク(原料はコーヒーの果実ではありません)も用意されて、いつもの「あべの塾」にはない楽しみも。
学校を飛び出して、あべのキューズモール内の「P.L.T.」での「あべの塾」。
アットホームな雰囲気で、寺尾先生のゆったりとしたお話ぶりとともに、参加者の皆さんも大満足でした。
質疑応答では、辻静雄料理教育研究所の山内秀文先生(研究顧問。日本コーヒー文化学会の常任理事も務めているコーヒーの専門家)から、マニアックなコメントもいただきました。