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ニュースリリース

【辻調塾】9月26日/"オーパ、オーパ"の料理人がたどる作家 開高健との足跡 〜ロケ裏話と思い出〜

イベント

2011.10.06

今回のスピーカーは、芥川賞作家 故・開高健さんにその実力が認められ、「開高隊」のお抱え料理人として数々の旅に同行した辻調理師専門学校 日本料理専任教授・谷口博之でした。

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谷口先生は、先日9月22日にNHK-BSプレミアムで放送され反響を呼んだシリーズ「釣って、食べて、生きた! 作家 開高健の世界 第1夜 巨大オヒョウを食らう ~アラスカ・ベーリング海~」に出演。

https://www.tsujicho.com/hotnews/cat621/108-nhk-bsp.html

今回のあべの塾では、30年ぶりにアラスカを訪れた谷口先生が、今回のロケを振り返り、ロケの裏話や、番組を通してよみがえった開高氏との思い出を、番組ディレクター見田氏とともに語りました。

辻調グループ校学生センター2Fの会場には、開高ファンの方がズラリ。
辻調グループ校と開高さんの関係、谷口先生が「開高隊」に加わったいきさつから始まり、今回のロケの話へ。
バックに映し出される今回のロケの写真がリアル感を演出していました。

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谷口先生の口からあふれ出る、怒涛のような旅の思い出話は圧巻。

すっかり変わってしまったアンカレジの町の話、背後霊のように後ろをついてくるカメラに生きた心地がしなかったというような慣れないロケの苦労話から、天候に左右され、思い通りに撮影が進まなかったというシビアな話、なつかしい開高さんとの思い出話まで、次から次へと話題が移っていきました。

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途中、お話し好きの谷口先生のノンストップトークに割って入ったのは、ゲストスピーカーとして来ていただいた番組ディレクターの見田さん。
さすが2週間のロケで寝食を共にしただけあって、谷口先生へのツッコミもタイミングばっちり。
番組制作をきっかけに開高さんについて知るようになったという見田さんの視点は非常に興味深く、また、番組制作にかける熱い思いがびしびしと伝わってきたのが印象的でした。

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そんな二人の話を通じて、開高さんにとってオーパ、オーパ!!の旅とは、何だったのか、食とはどういうものだったのか、推測ではありますが、そんな答えが垣間見れた貴重な時間でした。

この模様が「あべの経済新聞」でも紹介されています。

http://abeno.keizai.biz/headline/194/

その後に開催された2次会では、参加者それぞれが今回の感想を語り、その一人ひとりに、谷口先生が開高さんとのエピソードを引用してコメントを返しました。感動的なひとときでした。

<オマケ情報>
●9/22に放送され話題になったドキュメンタリー番組が、大好評につき、早くも再放送決定!
前回、見逃した方、このチャンスをお見逃しなく!

・10月8日 14:15~15:44 NHK BSプレミアムにて
 ※2夜分連続放送

●NHK BSP「作家 開高健の世界」ロケ日記スタート!
※最新メディア情報 「開高健の世界」ロケ日記へ

●谷口先生の講演会決定!
NHK文化センター梅田(大阪)
「生誕80年、開高健を語る」企画
詳しくはこちらhttps://www.tsujicho.com/press/index.html (※企画は終了しました)