第１回暮らし力アップ講習会が６月１５日大阪の製菓学校で開催されました。

たくさんの学生が楽しみにしていたこの講習会、申し込みが１００名を超える大人気でした。今回は自分の生活を見直そう！をテーマに日本料理の安場昌子先生と松岡玄明先生が講習をしてくださいました。

～ご飯を食べよう～

お米の研ぎ方から、炊き方、だしの引き方、お味噌汁、ほうれん草のお浸しが、今日のメニュー。

お米は炊けます！という学生も安場先生の説明にへぇ～、そうなんだぁ～・・・と感心しっぱなし。そして土鍋で炊くご飯はつやつや。一番だしと昆布だし、かつおだしの飲み比べ、鰹節、昆布の味見・・・製菓学校で回ってくるものとは大違い！

普段見たことのない料理講習に興味津々、そして日本料理の「手間」というものをとても大切に感じたようでした。例えば、ほうれん草のお浸しを湯がいてだしに漬けるときに一度だしで洗って軽く絞って・・・とかお味噌汁のわかめは湯がいて使うと色もきれいで味も良くなるとか。こういう手間が美味しく作るコツなんですね。アンケートにも、ちょっとの手間で美味しく出来るなら、これからはやろうと思いますと書いてありました。

もちろん「暮らし力アップ講習会」は自給力＝暮らしていく力を身につけてもらうのが目的です。自分が出来る事から、今日出来る事から始めて欲しいと思います。でも、せっかくですから実家に帰った時や、時間があるときはぜひ、今日教えていただいた事を思い出してご飯炊いてくださいね。きっと、喜んでくれる人がいるはずです。