TSPAレポート#34:メートル・ド・セルヴィス杯に挑戦!~インタビュー編(研究生)~
こんにちは!
辻調理技術研究所フランス・イタリア料理研究課程のTSPA菊地です。
コンクール決勝に進出した私以外の他3名の感想を頂きました。
最初は、
優勝 岡田琢志くん
僕は料理人志望ですが、お客様をもてなすのはセルヴィスです。
セルヴィスについても深く知りたいと思い、大会に参加しました。
練習は毎日遅くまで学校に残ってやりました。
家に帰って一息つくと、もう次の日なんて日もありました。
でも、学校での練習は余り苦ではありませんでした。
一緒に励む仲間や支えてくださる先生方がいたからです。
一番辛かったのは、一人で勉強する時です。
今までは自分に甘え、なにかと疎かにすることも多々ありました。
しかし、今回は「自分に負けていいの?」と奮いだたせることで努力できたと思います。
本番では、直前まで緊張していませんでした。
審査員の「始めてください」の指示で歩いた瞬間、自分の足が震えてることに気付きました。
知らない間に緊張してることに驚きました。
でも、客観的に自分を見ることで震えは止まりました。
そこからはのびのびとサーヴィスできました。
その結果、優勝することができました。とても嬉しかったです。
支えて下さった先生や友達に感謝感謝です。
夜遅くまで練習したこと、甘い自分に打ち勝てたを大切にし次の目標に挑みたいです。
第3位 西川唯さん
サーヴィスコンクールに出場してみて一番大変だったのは、手先を見せることです。
作業が出来るだけでなく、どう見せるかがなかなかできませんでした。
練習では、物を置く動作ひとつでもどう綺麗に見えるかを考え夜遅くまで練習しました。
コンクール当日は、たくさんの人の前でサーヴィスをしてみて、やはり緊張しました。
やっている先中は、頭の中は、真っ白な状態でのサーヴィスでした。
終わってみて、すごく良い経験をさせて頂いたと思います。
ほんとうに嬉しいです。
サーヴィスという本当の意味を少し分かった体験でした。
これからは、いろんなことにチャレンジしたいです。
第4位 菊地良くん
僕はこのサーヴィスコンクールを気に今までで一番勉強しました。
他の皆に比べ筆記に関して圧倒的に悪く、それでもギリギリまで焦りを感じない僕の性格との葛藤で、
すごいストレスも感じました。
ですが遅くまで練習してて秋場先生を筆頭に他のたくさんの先生方の助けもありながらだったので、
最後まで頑張る事ができました。
結果的に上位全て友達が取ってくれて、僕は4位でしたが、
このコンクールのおかげでサーヴィスについて色々学べてすごくいい経験になりました。
この経験をこれから迎える料理人としての人生に生かせればなぁと思いました。
先生方にはほんと感謝してます。
何回かに分けて書いてきたレポートですが、学生部門はこれで終わります。
後輩になる子たちが、私たちのように色んな物を感じて学んで、
サーヴィスと言うものをもっともっと知っていって欲しいと思います。
また、私たちも社会に出て、後輩の目標となれるようにこれからも頑張りたいと思います。
次は優勝された三浦和也先生のインタビューをレポートします!!
2013.12.17. 辻調理技術研究所 フランス・イタリア料理研究課程 TSPA