製菓衛生師試験合格のためにやるべきことは?
こんにちは!
辻調理師専門学校の製菓学科の魅力として、
「国家資格である"製菓衛生師"」に興味をもっている方も多いのではないでしょうか♪
◇ 製菓衛生師ってどんな資格なんだろう?
◇ 留学生だけど、持っていた方がいいのかな?
◇ どんな勉強すればいいの?
◇ 合格できるのかな?
などなど・・・色々気になりますね。
そんな疑問や不安に答えるために、
これから受験を控える1年生に先輩たちが体験談を話しに来てくれましたので、
今日はその様子を紹介していきたいと思います~!
今回話しにきてくれたのは、昨年の7月に実施された関西広域連合の製菓衛生師試験で見事合格した
製菓技術マネジメント学科2年生の朴さん、実川さん、ボウさんの3人です。
ボウさんは留学生なので、日本の資格である製菓衛生師をどのように捉えていたのかも気になりますね!
色々教えてもらいましょう~♪
パチパチパチ~
↑右から朴さん、実川さん、ボウさんです☆
Q.なぜ製菓衛生師を取得したんですか?
朴さん:製菓衛生師になりたくて今まで頑張ってきたし、就職にも有利になると思いました!
あと(辻調理師専門学校の)合格率も高いから、自分だけ落ちるのは嫌だ!という気持ちもあって頑張れました。
実川さん:就職活動の際、面接で「製菓衛生師合格しましたか?」と聞かれることもあるから、
その時に「受かりました」「持っています」といえる方が、この業界で働いていくなら強いかな、と思いました。
(実際に実川さんの友人は面接の際に聞かれたそうです!)
ボウさん:留学生はこの資格を使うことはない、と思う人もいると思いますが、せっかく日本までパンやお菓子を勉強しにきたので、
それを"証明する資格"として製菓衛生師が役立つことがあるかと思って、取得しました。
Q.どんな勉強をしましたか?
朴さん:各科目の出題ポイントなどがまとめられた国家試験対策資料やtラーニング※を使って、
繰り返し勉強することで自然と頭に入ってきました!
私はどちらかというと書いて覚えるタイプなので、「書く」を基本にして勉強しました。
実川さん:過去問は絶対やった方がいい! 過去問は満点がとれるくらいまで何回もやった方がいいです!
ボウさん:tラーニングには、科目ごとの過去問や分野ごとのコンテンツもあるので、
隙間時間を使って勉強していると出るポイントが理解できるようになるので、すごく役立ちます。
※tラーニングとは?
学校が提供している学習ツールです。
通常の授業の復習や国家試験に向けた勉強ができるように、
各科目の先生が様々な学習コンテンツを作成している辻調理師専門学校のオリジナル学習教材です。
↓こちらが実際のtラーニングにある国家試験対策教材です。 過去問の他に、各科目の教材もありますね!
パソコンやスマートフォンを使って勉強できるので、
自宅や通学時でも利用することもでき、「国家試験に役立った!」と好評です♪
Q.勉強する時間はどうやって確保しましたか?
朴さん:通学の時間でtラーニングを開けられるから、そういう時間でやったり、家に帰ってから・・・。
ちょっとしんどいかもしれないけど、毎日の積み重ねが直前に詰め込むよりも負担が少ないから、
そういう時間を活用しながら勉強しました。
私は通学時間が30分程度だから、行きと帰りで1時間やると決めて勉強しました。
~1年生からの質問~
「バイトとのやりくりはどうしていましたか?」
朴さん:私もめっちゃ忙しいところでバイトしてて、たくさん入ってほしいといわれてたけど、
シフトは自分で調整できるし、今すごくお金が必要という場合でない限り、週3.4でも勉強できる時間は確保できると思う。
あと、やっぱり思うのが、授業中しっかりきいておけば頭には残ってる。
授業をしっかり聞いておけば頭には残っているし、バイト削って勉強しなくても大丈夫だと思うから・・・。
頑張ってね!
Q.やる気を起こさせる方法はありますか?
朴さん:ちょっと卑しい話なになっちゃうんですけど・・・その・・・お金(笑)
(国家試験を受けるために受験料等で)1万円近く払ってて・・・
もしも落ちてしまったとしたら、他の都道府県で再受験をしないといけなくなるから、
受験料とか行くまでの交通費とか考えたら、関西広域連合で絶対一発で合格しといた方がお財布にもやさしい。
私は費用をお母さんが出してくれたから、しんどいなぁなんて考えてられない。
そんな気持ちで頑張っていました。
実川さん:落ちたら(クラスの子にもバレたりして)公開処刑だ!!と思って頑張っていました(笑)
↑公開処刑と笑いながら話してくれる実川さん(笑)
落ちたらクラスにバレそうな雰囲気があったらしく、周りの2人も「うんうん」とう頷いていました~。
ボウさん:合格したら免許証に名前と留学生は国名が載っていて。それがうれしいな、と思って頑張りました。
(日本人の免許証には国名は書いていないので特別感がありますね!
卒業した留学生の中には、自分のお店に免許証を飾っている人もいるそうですよ~☆)
Q.模擬試験はどうでしたか? (学内では定期的に国家試験のための模擬試験を実施しています!)
~1年生からの質問~
「最初の模擬試験は正答率は何パーセントでしたか?」
実は1年生、つい最近初めて国家試験に向けた模擬試験を受けたところなんです。
だからこそ先輩はどうだったのか・・・気になりますね!
あれ?先輩たちなんか困ってる・・・?
「・・・30%・・・(笑)」
合格のために必要な正答率は60%なのですが・・・。
「80%!!」なんて言われるより、これから受験に向けて頑張ろうとしている1年生にとっては
安心感や頑張る意欲につながりますよね!
包み隠さず話してくれる先輩たち、とてもありがたい存在です!
↑ホッと?しながら先輩の話を聞く1年生たち
そんな先輩たちから模擬試験に向けたアドバイス!
朴さん:模擬試験は最初から合格点にいく人は少ないと思うし、不安に思うこともあると思うけど、
私も最初は全然合格点にいかなかったけど、それは勉強していないから当たり前で。
模擬試験は「自分の成長がみれるもの」と思っているので、
点数があがるとモチベーションにもなるし、絶対手を抜かない方がいいと思う!
実川さん:1年生の時は全く勉強していなくて、だから点数も全然とれなかったんですけど、
模擬試験結果でランキングとかがあって、そういうのを見ると「勉強していればよかったな」と思ったりした。
今からでも(tラーニングを)1日1コンテンツとか、毎日の積み重ねが大切!
ボウさん:模擬試験で自分の点数があがっていくのをみることで、自信につなげることができました。
先輩たちが模擬試験をうまく活用していたことがわかりますね!
今回の司会進行をしてくださっていた担任の中本先生からもこんなアドバイスが送られていましたよ!
中本先生:模擬試験が終了した後に振り返りをすることで、
どこがあっていたかどこが間違っていたかを知ることができるし、
繰り返し勉強していけば記憶に刷り込まれて少しずつ成長していく。
それが当然合格点につながっていく。
彼女たちもその努力が合格に繋がったんだと思います。
★最後に熱いメッセージを!
朴さん:私ができたらからみんなもできると思います!
私も最初の模擬試験は正答率が30%だったけど、60%(合格のボーダーライン)まで余裕でいけたから
みんなも大丈夫!頑張ってください!
実川さん:tラーニングは1コンテンツ1.2分で終わるから、バイトしている人でも
授業の休み時間や通学中に1日1コンテンツはやることができると思う。
今からだったら十分それくらいから始めても間に合うと思うから、頑張ってください!
それから、過去問は絶対やった方がいいと思います!
ボウさん:自分で目標を作って頑張ってください!絶対合格できると思います!
みなさん、いかがでしたでしょうか?
先輩からのメッセージを受けた1年生は「(心に)刺さった!!」という声がいっぱい聞こえてきました。
全員合格に向けて、頑張りましょう~~~!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 公衆衛生学担当
藤垣 絵美
大阪府出身
製菓衛生師免許取得を全力で応援します!