一年間最後の講習 ~未来へ続くスィートポテト~【製菓実習】辻製菓マスターカレッジ
こんにちは!
少しずつ寒さが和らいできましたね
近年SDGsへの関心が高まっている中、持続可能な菓子作りを最終課題に授業をしました。
学生に協力してもらって、講習で試食するスィートポテトを作りました。
笑顔を作り出せる菓子作りは手間がかかりますが、
加工しやすくおいしくできるイモを選び、知識とスキルを活かして効率よくおいしさを引き出します。
「未来へ続くスィートポテトは、未来を創る学生と一緒に作りたかったんだよね」
と宮田先生が言っていました
おいしさ、加工のしやすさ、無駄のなさ!
国産材料で、皮ごと食べて廃棄部分を減らして、栄養面も考えて
SDGsをスィートポテトで表現しました
国産のさつまいもをどう焼くとおいしく、甘くなるのか、
実際に食べ比べ、どのさつまいもがお菓子に適しているのか。
1月まで待つことでさらにイモが甘くなり、使う砂糖も減らすことができる。
栄養学と連動して科学的な根拠を学びます
宮田先生からの贈る言葉です。
「卒業する皆さんへ
材料の生産者とお客様の間にパティシエは存在する。
2つ未来を明るく繋ぐことができる仕事はブラックな世界では持続不可能。
お菓子作りで笑顔にできるのはお客様や生産者だけでなく、
作り手である君達自身もです。
ホワイトな環境でおいしい菓子を作る。
それが未来を創るパティシエが目指す菓子作り
『すべての人が幸せになれる菓子作り』を次のステージで実践してください」