乃木坂神谷の神谷昌孝先生来校!! 【辻日本料理マスターカレッジ】
7月4日の授業をレポートします。
今回は、「乃木坂神谷」の神谷昌孝先生の授業をレポートします。
神谷先生は20代で料理長になり、現在も銀座と乃木坂にお店をだしていらっしゃいます。
今回は実際にお店で出している料理野中から5品作ってくださいました。
まずは先付「手長海老、常節、白瓜、焼きしいたけ、ミニトマト、トマトゼリー掛け」です。
たっぷりの夏野菜にトマトエキスをかけ、花穂紫蘇を散らしました。みずみずしく涼やかな一品です。
2品目は椀物「びっくりもろこし摺り流し」
緑の吸地からは想像がつかないとうもろこしの甘さにびっくりする一品です。
中には揚げた粟麩と海老が隠れています。
3品目は焼き物「鰻のくらかけ卯の花 焼きアスパラ七味和え、皮つきヤングコーン煎り味噌和え、谷中生姜」
鰻の寿司の米変わりはなんと「おから」つめにはバルサミコ酢のソースがかかっています。
皮つきのヤングコーンはほくほくと甘く、まぶされた七味がぴりっと効いています。
4品目は焼き物「加茂茄子ふくませ とろめん豆腐かけ」
とろめん豆腐とは、白くてごく細かい生地のことをいうそうです。
神谷先生発案ですが、今ではいろいろな日本料理屋で使われています。
5品目はご飯物「鮎茶漬」
鮎を炊き込んだ御飯に青しそ、胡麻を混ぜて、香ばしく焼きおにぎりにしました。
そこに、だしでとった煎茶をたっぷりかけます。
上に乗せた稚鮎が季節を感じさせます。
学生は包丁の速さとさまざまな手法に驚き、興味深々でした。
沢山の質問にも優しく丁寧にお答えくださいました。
神谷先生、有難うございました!