オプション授業2回目
Bonjour! フランス校教務部です。
Lyonでは先週fête des lumière(フェット・デ・リュミエール-光の祭典)が催されました!
研究生の中にも見に行った人がいるようです。
プロジェクションマッピングや光るオブジェ、ロウソクなどで街一帯が彩られます。
さて、フランス校ではオプション授業の2回目を行いました。
(1回目の様子についてはこちら)
「食文化」では、リヨンやその近郊都市の観光名所や歴史、特産物、レストランについて学びました。
研修生たちはすでにリヨンには足を運んでいますが、より理解を深めることができたのではないでしょうか。
最後にはリヨンで有名なJésus(ジェジュ)と呼ばれるソーセージや、
Praline rouge(プラリーヌ・ルージュ-赤いプラリネ)を使ったブリオッシュの試食がありました。
飲みものは、フランスでは簡単に手に入るけれど日本では飲む機会の少ないお酒Pastis(パスティス)や、Grenadine(グレナデン-ザクロのシロップ)やMenthe(モント-ミント)のシロップを水で希釈したジュースも試飲しました。
飲みなれない味に皆さん首をかしげながらも、フランス人が親しんでいる味を少しでも知ることができたようです。
「フランス語」では、Marché de Noël(マルシェ・ド・ノエル-クリスマスマーケット)でよく目にするVin chaud(ヴァン・ショウ-ホットワイン)の試飲をして、そのフランス語のレシピを日本語に翻訳しました。
職員が作ったヴァン・ショウのおいしさに、おかわりする人も続出です!
さらに、クリスマスに良く聞かれる『Vive le vent(ヴィヴ・ル・ヴォン)』(ジングルベルのことです!)や、フランスではクリスマスには必ずと言って街で流れる『Petit Papa Noël(プチ・パパ・ノエル)』の歌詞の理解を深めました。
そして最後には皆で歌います!
フランス語で歌うのは初めての人もいましたが、皆さん本当に上手で、職員もびっくりです!
何ともクリスマスらしい授業でした。
「ワイン」では先日訪れたSICAREXからも担当者に来てもらい、『平行試飲』に挑戦しました。
平行試飲とは、同じ年の同じ作り手の異なるワインを試飲することです。
今回は残念ながらブドウの収穫年と生産者をすべて揃えることは難しかったのですが、6つのワインすべてボジョレーワインで揃え、ブドウの収穫年も内5本が2019年を準備することができました。
今回試飲した6種のワインはこちらです。
Beaujolais 2017 Château de l'Éclair
Beaujolais Villages 2019 Château de l'Éclair
Côte de Brouilly 2019 Georges Duboeuf
Morgon 2019 Georges Duboeuf
Juliénas 2019 Georges Duboeuf
Moulin-à-Vent 2019 Georges Duboeuf
※左からブドウを収穫した村(地域)名、ブドウの収穫年、生産者名
同じ生産者、同じ年のワインでも原料となるブドウが作られる場所の特性によって香りや味わいが大きく異なることに、参加した研究生は驚きです!
全5回のオプション授業、年明け3回目のオプション授業も楽しみにしていてくださいね。