製菓研究課程の2セリ!
Bonjour! フランス校教務部です。
最近フランス校の近辺では、最低気温マイナス7℃という日がありました!
その後もマイナス3~4℃の日が続き、芝生や木々も霜に覆われ、フランス校の池も凍ってしまい、いよいよ冬本番と言ったエスコフィエ校です。
そんな中は、製菓研究課程がいよいよ2セリに突入しました!
フランス料理研究課程と同様、製菓研究課程も2セリのrecette(ルセット-レシピ)からは日本語が消えてしまいます。
(『実習はいよいよ1セリから2セリへ!(セリとは!?)』の記事で、『セリ』の説明やルセットの様子を紹介しています)
もちろんそれだけではなく、作るお菓子も変わります!
1セリまでは1人に1つのpetit gâteau(プチ・ガトー-小さいケーキ)だったのですが、2セリからはentremets(アントルメ-ホールケーキ)に変わります。
アントルメは絞りやフルーツの並びにダイナミックさが必要ですし、全体のバランスをとる感覚もプチ・ガトーとは変わってきます。
プチ・ガトーは繊細さが必要なため、どちらが難しいという事でもないのですが、テクニックが違うため練習の時間を使って何度も絞りの練習をしていましたよ!
中には苦戦している人もいましたが、皆さんシミュレーション実習当日までには提供できるレベルにまで達しています!
大きなケーキに変わったのに合わせて、サービス班の研究生は客席でのdécoupage(デクパージュ-切り分け)を行うことになります。
(デクパージュについてはこちら)
ケーキのデクパージュですが、調理を学びに来た研究生もサービス班の日には経験します。
あらら......ケーキの扱いになれていないフランス料理研究課程の研究生は少し崩してしまいましたね。汗
こういったトラブルもシミュレーション実習ならではです!
さらには、コーヒーのお供として提供されるpetit-four(プチ・フール)も始まりました!
製菓のテクニックもも変わり、提供する種類も増える中、研究生たちは切磋琢磨して、技術やそれに精神的にも高めあっています!
研修に向けて、今からシェフたちとのコミュニケーションも積極的に進めましょうね!