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辻調グループ フランス校

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【そろそろフランスにも慣れた頃です】オプション授業第3回

フランス校日記

2023.06.19

Bonjour, 辻調グループフランス校です。先週末はリヨンで「ストリートフードフェスティバル」が行われました。ストリートフードということで、屋台で食べられるような食べ物がたくさん並びますが、フランス各地から有名シェフが招かれてイベントが行われたり、音楽も盛り上がったりと盛りだくさんの内容だったようです。研究生の中にも参加してみた人たちがいましたが、楽しく過ごせたとのことでした。

先週金曜日にはオプション授業の第3回目が行われました。ワイン、フランス語、食文化の3講座の中から一つ選んで受講するこの講座も3回目となり、引き続きテーマに特化した内容となっています。




ワインの講座は「ナチュラルワイン入門」。昨今有機栽培された食物がはやりですが、ワインの世界も同じです。しかしこの「ナチュラルワイン」はブドウの栽培から製造まで全て薬品を使わない、という普通の「ビオワイン」よりも更にこだわりが強いものです。講師はリヨンでナチュラルワイン専門店を営んでいるミルレ氏です。「ナチュラルワインの歴史は長く、流行っているからという理由だけで作られているわけではありません」とナチュラルワインについて熱のこもった講義をしてくださいました。ブドウ栽培、ワイン製造法、ワインの特色等、なかなか自分で勉強することが難しいナチュラルワインのいろいろについて学べたと思います。

フランス語の講座はフランス語の歌を聞いて歌詞を聞き取ってみました。歌のフランス語、というのは話す時に聞こえるものと少し違うようで、聞き取りも難しかったようです。その他にはフランス語でヒントを出し人物を当てる「私は誰でしょうゲーム」や、名詞や動詞のカードを使って文章を作り、一番たくさんのカードを使って長い文章を作ることができたチームが勝ち、というチーム制でのゲームも行いました。いつも通り楽しくフランス語を学べる授業でした。

食文化の授業は「リヨンとその近郊について」です。リヨンの近くの学校に進学したのだからリヨンのことを少し知ってほしい!という授業で、リヨンの歴史とその食文化の歴史などの説明があり、なぜリヨンが食の都と呼ばれるようになったか、当初のレストランはどのようなものだったか、というようなことも学びました。リヨンにはいろいろなスペシャリテがありますが、その一つであるリヨンのソーセージ「ロゼット」と赤いプラリネ「プラリネルージュ」の入ったブリオッシュの試食もありました。合わせて飲み物は「フランスのカフェで飲めるポピュラーな飲み物」を飲んでみました。甘いビールのような飲み物「パナシェ」や、水で薄めて飲むシロップ等、スーパーマーケットでも買える飲み物です。

オプション授業は残すところあと2回です。たくさんのフランス文化を学んでヴァカンスや研修先でも活かしていただければと思います!