オプション授業第4回
Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。最近のフランス校近郊は少し気温が上がり、春らしい空気が感じられましたが、今朝は霜が降りたりと、まだまだ冬は終わっていないようですが寒くても太陽が出る日が増えたのは嬉しいことです!
先週金曜日にはオプション授業第4回が行われました。全5回のオプション授業も残りわずかとなりました。今回もワイン、フランス語、食文化とそれぞれ普段の授業とは一味違ったフランス文化を学びました!
ワインの授業は「自然派ワイン(vin naturel)についてでした。農薬を使用しないワインとして「ビオワイン」が流行っている今日この頃ですが、自然派ワインはブドウ栽培から醸造まで全てに化学的なものを使用しない完全にナチュラルなワインです。こちらのワインについての導入編を試飲をしながら学びました。講師はリヨンの自然派ワイン専門店「ô vins d'anges(オーヴァンダンジュ)」の店主セバスチャン・ミユレ氏です。お店に伺うといつも情熱的にワインの説明をしてくれるミユレ氏は授業も熱の入ったものでした!自分ではなかなか取っつきにくい自然派ワインを勉強でき、研究生の皆さんにもよい機会となりました。
フランス語の授業ではクイズを行いました。グループに分かれてヒントを出し合い人物を特定する「私は誰でしょう」ゲームです。フランス語で質問をし、人物を探していきます。フランス校の先生から芸能人まで人物の選択は幅広く、フランス語の質問をするにも人物を見つけるのにも苦労し盛り上がっていました。「男性・女性、大きい・小さい、若い・年配」など基本的なフランス語の質問だけではなかなか人物特定は難しく、いろいろなフランス語が必要になります。「すぐには思いつかないが研究生みんなが知っている人物」を答えにするために人物決定の方にも苦労していたようでした(笑)。
食文化の授業ではまず「フランスのミネラルウォーターの飲み比べ」を行いました。フランスでは水道水も飲めますが、ミネラルウォーターを購入する人が多く、種類が豊富です。そういった水を複数試してみました。日本人は軟水を好む傾向にあるので、フランスのミネラルウォーターは飲みにくいものが多かったようですね。
続いて「フランスの行事(カレンダー)」についての授業でした。フランスには食に関わる行事が多数あります。そちらの紹介と関連食材の試食を行いました。宗教に関する祝日の多いフランス(ヨーロッパ)ですが、そこに食べ物が関わってくることが多く、日本では見ないものもあり興味深い内容でした。
次回が最終回のオプション授業です。研修に出発する前にいろいろなフランス文化を学ぶことができたのではないでしょうか。研修先でもフランス語を使うにあたっての「ネタ」になると思います。最終回もお楽しみに。