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辻調グループ フランス校

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Bocuse d'Or ボキューズ・ドール 2021年決勝

フランス校日記

2021.10.12


Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。

先日はクップドモンド・ドゥ・ラ・パティスリーについてご紹介しました。今回は同じくシラ国際外食産業見本市で行われたボキューズ・ドールについてです。

フランス料理のコンクールの最高峰であるボキューズ・ドールはリヨンの偉大な料理人、ポール・ボキューズ氏により1987年に考案されました。2年に一度開催されるこのコンクールには世界中で活躍する料理人が集い、チャンピオンを決定します。

ボキューズ・ドール会場 当日の様子

日本代表も近年は必ず決勝に残りこちらの大会に参加しています!今回の日本代表選手は軽井沢のRestaurant Toedaの戸枝忠孝さん、アシスタントは同レストラン原野 修輔さんでした。フランス校のレクレール校舎で当日までトレーニングをして大会に挑みました。フランス校職員も味見やアドヴァイス、いろいろと参加し応援しましたよ!

日本代表チーム。シャトー・ド・レクレールにて


トレーニングの様子

当日は緊張感溢れる会場で長時間の調理、盛り付けとハラハラしましたが無事に完了。フランスチームも優勝候補として参加していました。フランスチームの代表選手はDavy Tissotダヴィ・ティソ氏、フランス校に外来講習の講師としても来てくれていた時期もあり、特にティソ氏をよく知るフランス校のフランス人職員は「日本も応援するけど今年はフランス応援しちゃおうかな?(笑)」と楽しみにしていました。


結果、日本チームは惜しくも9位!一桁順位がとれたことは素晴らしいことですが、正直もっと上を狙っていた日本チームは少し残念な気持ちだったようです。しかし本当に頑張りました。作品も素晴らしかったです!!
優勝はフランス!ティソ氏やりました!おめでとうございます。

次回行われるボキューズ・ドールの予選も始まっていますが、世界中が注目するこちらのコンクール、これからも目が離せませんね。今回も素晴らしいコンクールでした。日本チームの皆さん本当にお疲れ様でした。



«日本チームの作品≫


大皿肉料理と取り分け盛り付けた皿


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