Champagne Gosset(シャンパーニュ ゴセ社)見学
Bonjour! フランス校教務部です。
フランスはまだまだ寒い日が続いているのですが、2月からは太陽が出ている日も増え、少しずつ春の兆しが見え始めました。
そんな中、フランス校ではシャンパーニュ地方へ行きました!
フランス校からは約6時間(休憩含む)、1泊2日の小旅行です。
1日目はReims(ランス)に宿泊し、翌日にはどこまでも続くブドウ畑に囲まれた道を通り抜け、Épernay(エペルネ)という町に到着。
今回は、Champagne Gosset(ゴセ社)を訪れました。
ゴセ社は1584年にワインの醸造(当時は発泡酒ではなかったそうです)から始まり、徐々に発泡性のワイン(シャンパーニュ)の製造を増やし、数世紀にも渡って親しまれてきた長く続く会社です。
今では日本を含む、アジアにも展開しています。
そんなゴセ社の訪問は、創設者のピエール・ゴセ氏のリアルな人形と共に『ゴセ社とは?』 の説明から始まりました。
シャンパーニュの説明はこの日が初めての研究生たちも真剣にメモを取っていますね。
実はシャンパーニュも(発砲しない)ワインから作り始めるって知っていましたか?
ブドウ果汁を1次発酵でワインに、2次発酵で発生するガスを閉じ込めシャンパーニュへと、行程が進みます。
2次発酵は地下18メートルにあるcave(カーヴ-ワイン貯蔵庫)で行われます。
細い通路や階段を下りる間は探検をしているようで、研究生の皆さんも興奮気味です!
地下まで降りるとシャンパーニュ地方特有の白亜質(チョーク)の壁に触れることもできます。
2次発酵のために積み上げられたボトルはもちろんのこと、
戦争の時代には地下に兵士が隠れていた場所でもあるそうで、その頃の落書きについての説明もあり、歴史を感じることもできました。
そして最後には、地上に戻って試飲タイムです。
今回はロゼ『GRAND ROSÉ BRUT』に始まり、白ブドウだけで造られるブラン・ド・ブラン『GRAND BLANC DE BLANCS BRUT』、最後はGosset社を代表するシャンパン『GRANDE RÉSERVE BRUT』と、3種類ものシャンパーニュを試飲させてもらえます。
出口にあるブティックでは試飲したシャンパーニュを購入することもできます。
日本では非常に高級なイメージのあるシャンパーニュですが、現地では手の届く範囲のものもあり、購入するか迷ってしまいますよね。
研究生の皆さん、長旅お疲れ様でした。
3セリも始まり、いよいよムニュスペが目前に迫ってきました。
残り約1カ月、悔いのないフランス校生活を過ごしましょう!
Champagne Gosset
Tél. +33 (0)3 26 56 99 56
https://www.champagne-gosset.com/