Félicitation(おめでとう)!! 2022年秋コース ムニュスペシオ終了
Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。3月になりました!朝は霜が降りるくらい寒い日もありますが、日中の気温は春らしい気候になる日が多いです。フランス校近郊オンワイン畑も少しずつ芽を吹き始めています。
先週は22年秋コース生の卒業記念制作「ムニュスペシオ」が行われました。ルセット(レシピ)がない状態のゼロから自分たちで考えたメニューを披露する機会です。普段から一緒に実習をしている班のメンバーと、フランスでレストランやお菓子屋さんを出す場合にどういうものが喜ばれるかを考えて準備を進めてきました。試作では「1回目は大失敗でした」という話も聞いたりしましたが(笑)本番は皆さんうまくいきました!
調理はアミューズブーシュ(前菜の前の一口サイズのお料理)、前菜、魚料理、肉料理で構成されたメニューです。使う材料が班内や他の班と被らないように考えることも必要ですし、メニューの最初から最後までの流れを考えることも大事であるため何度も話し合いを重ねました。試作も「回数が足りない!」と言っている人たちもいましたが、少ない試作でイメージを表現できたのは素晴らしいと思います。
製菓も「料理フルコースの後のデザート」を考えなくてはなりません。おやつに食べるお菓子と食後に食べるデザートではボリュームを考える必要もありますし、食べやすいように工夫しなければならないのでかなり頭を絞ります。全体的に軽めのデザートが提供され、食後もおいしくいただけたと思います!ガトー(お菓子)の前のアヴァンデセールやお茶菓子のプチフールも提供しました。細かな作業が目を引き、味も見た目も楽しめました。
サーヴィス担当の班もあり、フランス校で初めてサーヴィスをした人たちもこの日には日ごろの授業の成果を出し切りました!フランスでサーヴィスの授業を受けて「サーヴィスって面白い!」と思う人も多いようですよ。日本から辻芳樹校長も見え、3日のムニュスペシオに参加しましたが、皆さんの頑張りと成果に感銘を受けていました!
研修の出発まであと1週間ほどありますが、ひとまず目標であったムニュスペシオを終了し、皆さんホッとしているところです。反省点もあると思いますが、「自分たちで一からメニューを考えて作る」という経験は今後大きな糧となるはずです。皆さん本当に頑張りました!Félicitation!(おめでとうございます)
セルヴィスの皆さん、いい笑顔です(笑)