【現地で体験!】シャンパーニュ見学
Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。2月になり、研究生の皆さんは通常の実習に加え卒業記念制作「ムニュスペシオ」の準備、試作や、後期試験の準備で忙しく過ごしています。身体に気を付けて引き続き頑張ってください!
先週、研究生の皆さんは「シャンパーニュ」の勉強をすべく、現地シャンパーニュへ出かけました。木曜日と金曜日の1泊旅行、早朝にバスで出発しました。以前ブルゴーニュワイン醸造所の見学に日帰りで出かけましたが、シャンパーニュ地方はフランス校の北を400キロほど上がるため日帰りでは難しいので、宿泊をしました。一日目はホテルのあるランスの町を自由行動し、翌日朝にシャンパーニュ醸造所「GOSSETゴセ社」のあるエペルネという町に移動しました。
シャンパーニュはワインの中でも特殊で、発泡酒であるのに加え「シャンパーニュ地方で作ったブドウを使用し、決められた醸造法でシャンパーニュの土地で作られたもの以外はシャンパーニュと呼んではいけない」という決まりがあるため、今回は真のシャンパーニュを現地で学ぶことになりました。「決められた醸造法」の中には「決められたワイン品種」も含まれます。ピノノワール、ピノムニエ、シャルドネという三種類のブドウ品種以外は使用してはいけないルールです。ランスからエペルネに移動する途中に広大なシャンパーニュ用ブドウ畑もバスから見ることができました。
ゴセ社に到着した後は、会社の歴史やゴセ社のシャンパーニュのポリシーなどを含めてのシャンパーニュ醸造法の勉強や、シャンパーニュというワインの特色を、試飲をしながら学びました。醸造用タンクに機械や樽、たくさんのボトルなども見学し、「シャンパーニュが作られる過程」もイメージしやすかったと思います。
シャンパーニュは製造された年が記載されているもの(ミレジメ)以外は常時同じ安定した味を目指して作られています。ゴセ社のシャンパーニュも毎年同じ特徴が保たれるようにきめ細かな作業で作られています。説明を聞きながら味わったシャンパーニュはいかがでしたでしょうか。
バスでの往復旅行で時間もかかりやや大変でしたが、シャンパーニュまで足を運んで勉強したことで景色と共により記憶にも残ったと思います!フランス校ならではの校外授業でした。