【フランス文化に詳しくなってきた?】オプション授業第四回
Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。
このところ天気がよく気持ちがいいフランス校近郊です。フランスでは学生の休み(ヴァカンス)が多く、およそ7週間の授業の後に2週間の休みがあり、日本に比べるとかなり多く感じますね。パリ近郊、リヨン近郊などエリア分けがされており、ヴァカンスの時期がずれます。リヨン近郊は先週で終了、パリ近郊はこれからヴァカンス開始です。スキー場へ各エリアが順番に行けるようにヴァカンスもオーガナイズされています。
フランス校の研究生の皆さんはスキーに行く代わりに卒業記念制作「ムニュスペシオ」準備に励み、通常授業もラストスパートに入り毎日忙しく過ごしています。そんな皆さんにとって憩いの授業(?)であるオプション授業の第4回が先週金曜日に行われました。
ワインの講座は「ナチュラルワインについて」でした。最近ビオの食品が注目されたりしていますが、ナチュラルワインは「ただの流行ではありません」というのが講師の意見。昔から作られており、最近は脚光を浴びがちですが、ビオと言ってもいろいろな種類があるというお話もされていました。ブドウを育てる時には薬品を使わないが醸造の際には使用するパターンや、栽培から醸造まで一切使わないものまでありますが、「ナチュラルワイン」は「一切使わない、なるべく人の手だけで作る」ワインのカテゴリーです。普段保存剤などを使用したワインを飲みなれている人たちにはナチュラルワインの風味や色はかなり特徴がありますが、慣れると(ハマると?)大好きになる人も多いワインです。
フランス語の講座は文法「関係代名詞」について学びました。研修先では使えた方が便利な文法ですね。そのあとはジェスチャーゲームを行いました。フランスならではのジェスチャーを習いました。同じ形でも日本とは意味が違うものもあるようでした。おやつにブリジット先生作ヴァンショー(ホットワイン)がふるまわれました。マルディグラにちなんでビューニュもいただきました。
食文化の講座では「フランスの食文化を1年間のカレンダーを通じて見てみよう」という内容でした。フランスには宗教的な祭日が多いですが、そのいくつかは食文化と関連しているものがあります。それ以外にも季節によって行われる食に関わるイヴェントなどを紹介しました。食文化の講座ではありますが、そこから少し離れてフランスらしいイヴェントの紹介もあり、フランスに住んでいるのであれば知っていると楽しいものが多くありました。こちらの講座でもおやつにブリジット先生のヴァンショーをいただき、授業でも紹介されたビューニュをいただきました。
3月の半ばにはほとんどの皆さんが研修に出発します。研修先はフランスのあちこちとなりますが、研修先のフランス人の皆さんと共有できるフランス文化が学べたのではないでしょうか!