4月18日(金)

Bonjour, エスコフィエ校教務部デボワです。今日は金曜日、明日からは3連休です。
特に遠くまで出かける学生さんの話は聞いていませんが、「カルパントラ（フランス南部）で行われるイチゴ祭りを見に行く」
と話していた学生さん達がいました。
リヨンから結構距離はあるのですが日帰りで行くそうです。後日実際に行った学生さんにお話が聞ければと思いますが、
イチゴ祭りは大きな規模のお祭りで、毎年この季節に行われるものです。特にパティシエの皆さんであればイチゴには
興味があるでしょうから面白いイヴェントだと思います。

連休前の金曜日の午後、エスコフィエ校ではオプション授業の第一回目が行われました。
オプション授業は期に5回行われ、「ワイン」「フランス語」「食文化」の3つの講座から１つを選択して受講するものです。





今期エスコフィエ校では「ワイン」の講座が大人気でした。
初回は「試飲の仕方」から勉強します。フランス校の授業の中でもワインの授業は行われますが、こちらの講座は
「より深くワインを勉強したい人」のためのものです。学べば学ぶ程深いワイン、いろいろな角度から学んで講座ですが、
今回はワインの試飲を初めてする人向けでした。つがれたワインはすぐに飲むのではなく、色を見て香りを感じ、
口に含んでもすぐ飲み込まず味を感じて、と段階を踏んで試飲します。ワインがつがれる温度でかなり味が変わる、
というような実験的試飲も行われました。初回の講座でワインへの興味が更に大きくなったことでしょう。





「フランス語」の講座は普段の文法や会話の授業とはひと味違ったもので、「フランス人が実際に使うフランス語や
ジェスチャー」を学んだりフランス語を使ったゲームをしたりします。今回は「Rから始まる単語をできるだけ
たくさん書いてください」というようなゲームをグループ対抗で行ったり、ジェスチャーを習ったりしました。
フランス人のジェスチャーは日本人にとってはわかりにくいものもあったりするので、外に出かけた時などに
役に立ちますね。そしてゲームで覚えるフランス語は面白いので覚えやすかったりします。





「食文化」の授業は全５回でフランス各地の食文化を学ぶ授業です。学校の授業だけでは学びきれないいろいろな
食文化を学ぶ予定です。初回はフランス全土を見ながら主要な都市の位置を見つつ、現在私達のいるローヌ・アルプ
地方を中心にその土地の特徴や食文化を学びました。特にリヨン近郊に重点を置いて学び、名産物を試食したりも
しました。この辺りではよく見る食品でもフランス人みんなが知っているわけではないものが多いんですよ。
せっかくリヨン近郊にいるのだから食べてみるべきですよね！





第一回目のオプション授業、すでに色々なことが学べてフランス文化に興味が持てたのではないでしょうか。
残る4回もお楽しみに。