セルヴィスの実習風景(エスコフィエ校)
4月23日(水)
Bonjour, 辻調グループフランス校、エスコフィエ校教務部の栗山です。
先週から始まったシミュレーション実習も本日で6日目となりました。
各エキップ(班)がそれぞれの担当を一巡したこととなります。本日は、フランス校のシミュレーション実習には
欠かせない、セルヴィス(サーヴィス)をする学生たちの様子をお伝えします。
セルヴィスは、料理やお菓子をクリヨン(お客様)に提供する大切な役割を担っています。
午前中にお皿などを準備したり、テーブルをセッティングして、レストランの準備をします。まだ始まったばかりなので
料理の種類も少ないですが、料理ごとにどのクーベル類(ナイフやフォーク等)を使うかを覚えなければなりませんから、
慣れないうちはたいへんでしょう。
プロンジュ(洗い場)はとっても大事なんです!
お昼の実習が始まってからは、それぞれの分担に分かれてサーヴィスをしていきます。実習室やレストランの状況を
見極めて、段取り良く心地よいサーヴィスをできるように皆が一丸となって取り組みます。まだ始まったばかりですから、
戸惑うことも多いでしょうが、これからわずか数カ月のうちに見違えるようになっているはずですよ!
デセールのサーヴィス。ミュラーズ先生に目の前で指導してもらいます。
フランス校では授業が3つのセリ(学期のようなもの)に分かれています。
セリが進むにつれ、料理やお菓子の種類が増えるだけでなく、セルヴィスに求められることも増えていきます。
飲食業はお客様あってのもの。フランス校での実習を通して、セルヴィスの仕事の大切さ、楽しさを見出すことは
今後の彼らのキャリアにとって貴重な経験となってくれることと思います。
ちなみに、授業はフランス語で行われますから、質問などを積極的にすればフランス語でコミュニケーションをとる
良い練習にもなりますよ。