1月9日（金）


Bonjour, 辻調グループフランス校、レクレール校教務部のジミーです。
すでに世界中で報道されているとおり、7日からパリを中心として一連のテロ事件が発生しました。
本日夕刻の治安部隊の介入作戦により、事件はひとまず終息したと言える状況になったようです。
夜にはオランド大統領がテレビ演説し、引き続き警戒を怠らないよう注意を促すとともに、国民が団結し、
連帯の気持ちを示すために行動を起こすよう呼びかけました。
フランス校としても、引き続き安全確保のためにできる限りのことをして参ります。


この日曜日には左派政党が中心となって、パリで「共和国の行進」が行われる予定で、中道や右派の野党の政党も
国民へ参加を呼びかけています。このパリの行進にはオランド大統領をはじめ、数十ヶ国の政府首脳や代表、フランスの
各宗教団体の長などを含む、100万人以上の人々が参加し、事件で亡くなった方々への追悼の気持ちと、表現の自由を
守りぬく決意を示すだろうと報道されています。


フランスにとって大変な事態が起こってしまいましたが、授業が中断することも、スケジュールを変更することもなく、
フランス校の学生のみなさんはいつも通り授業に取り組んでいます。


今日は第三回目のオプション授業でした！
「ワイン」の授業では、同じ生産者のワインの違う年のものを飲み比べてみました。
リヨンの名店「メール・ブラジエ」のソムリエ、ドゥニ・ヴェルノーさんが講師を務めてくださり、年が違うと味がどんなふうに
変わるのかを丁寧に説明してくださいました。中野先生による通訳も大変ためになります。ちなみに、今日飲んだワインの
中には、30年以上前に作られたワインもあったんですよ！


　


　


「食文化」の授業では、これまでの2回で扱っていなかったノルマンディー、アルザス＝ロレーヌ、アキテーヌ地方の
風土や名産品を学びました。オプション授業を受け、週末やバカンスでいろいろな街を見て回り、みなさんフランスの
地方のことにかなり詳しくなってきたのではないでしょうか？


　





「フランス語」の授業は、前半は有名な「オー・シャンゼリゼ」の歌を覚え、後半はレストランでの会話のやりとりを勉強
しました！グループに分かれて練習し、最後に会話がちゃんとできているか、みんなの前で発表します。配られたプリント
通りにやっていると、ピショー先生の思いもよらない返答があって、学生が必死になる場面もありました。