1月28日（水）


Bonjour, 辻調グループフランス校、レクレール校教務部のシモンです。
今日は「ボキューズ・ドール」の本大会です！
「ボキューズ・ドール」は二年に一回リヨンで行う料理の世界大会です。ボキューズ・ドールに参加するのは24ヶ国で、
日本の出番は二日目でした。


今期辻調のシャトーで勉強している学生にとっては、すばらしいタイミングでした！日本代表チームの高山英紀シェフ
（メゾン・ド・ジル芦屋）はシャトーにきてくださいましたし、世界で一番名高い料理大会の準備の様子を知ることも
できましたし、とても良い経験になったと思います。高山シェフはいつも学生たちにとても親切にしてくれました。
しかも、高山シェフのコミ（助手）の糸井章太さんはエスコフィエ校の卒業生です！


エスコフィエ校の学生もレクレール校の学生も全力で日本代表チームを応援しました！ボキューズ・ドールのために
旗を作ったり、応援の歌を作って練習したりし、盛り上がりながら本当にたくさん準備をしました。


　


　


大会当日、調理の学生が朝早くバスに乗り、最後に応援の練習をしながらリヨンまでに行きました。
大会のアリーナの大きさには驚きです。日本の応援団の隣のノルウェーチーム、カナダチームの応援団もすごく多くて、
サッカーの試合のように応援をしましたが、日本のサポーターも負けていません！しゃもじを叩いて頑張りました！最初の
魚料理から肉料理を作り終わるまで、高山シェフは日本人の応援を背に最高のパフォーマンスを見せてくださいました！


　


　

　









　


さあ、いよいよ結果の発表です！
日本は魚料理の特賞を受けました！高山シェフの、そして日本の魚料理のクオリティーの高さが改めて世界に
知られたようでとても嬉しいです！
今年の優勝はノルウェー、二位がアメリカ、三位がスウィーデンでした。
後日発表された総合順位では、日本は五位、フランスが七位でした。審査員以外は各国のチームが作った料理を
食べることができないのですが、見た目の面では日本チームが作った料理もとても綺麗でした！全てのチームの
レベルが大変高かったということなのでしょう。


　
©Le Fotographe


長い一日でしたが、大会の雰囲気はとても良かったです！日本チームの応援団は、司会者からコメントされたり、
他の国の応援団から写真撮影をお願いされるなど、「ボキューズ・ドール」の人気者になりました！
色々の国から「ボキューズ・ドール」のためにリヨンに来た人たちとコミュニケーションをすることもできて、
とても充実した時間を過ごしました！