FRANCE

辻調グループ フランス校

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クップドモンドとボキューズドール観戦

フランス校日記

2017.01.30

1月26日
Bonjour, エスコフィエ校教務部デボワです。今日も気温はマイナス、朝はマイナス10℃で日中も0℃に届くのか?という感じの寒さです。外に出ると冷蔵庫の中、というか冷凍庫の中?というくらい寒くて大変なのですが、明日から寒さは和らぐとの予報です。予報が当たっていることをひたすら祈ります。

さて、フランス校両校舎の学生の皆さんは先日の日曜日と火曜日に製菓の世界大会「クップドモンド」と料理の世界大会「ボキューズドール」の観戦に行きました。

こちらの大会は共に2年に1回行われる世界的に名高いコンクールです。日本チームはアジア大会も良い成績で勝ち抜き、決勝であるフランスでの大会に出場しました。

 

 

日曜日に行われた「クップドモンド」は3人一組のチームで参加します(団長を入れると4人)。氷細工、アメ細工、チョコレート細工を1人ずつ担当し、アイスクリームデザート、チョコレートデザート、皿盛りデザートもそれぞれで担当します。常勝国フランスを倒しての優勝を狙っていた日本チームですが、惜しくも第二位という結果でした。選手の皆さんは残念な様子でしたが、世界第二位という結果は素晴らしい!頑張って応援した学生の皆さんは素晴らしい作品を見ることができよい機会だったと思います(ぜひデザートの味見もしてみたい!と思うのですが)。

 

火曜日には「ボキューズドール」の観戦へ。ポールボキューズ氏が創設者であるこちらの大会も「フランス料理世界一」の座を狙って世界各国が参加します。日本チームの作品はフランス料理でありながら日本らしさを出したアイディアが練られたものでしたが、今回の結果は12位、ともう少し上を狙っていた日本チームにとっては少し残念なものでした。が、選手や周りのサポートの皆さんは全力を尽くして頑張りましたのでよい経験になったのではないでしょうか。学生の皆さんは大いに盛り上がった大会の観戦ができ、いろいろな刺激になったと思います。「ムニュスペシオの参考になった料理もありました」と言っている学生さんもいましたよ。

 

2年に1回のこの大会を見ることができる学生さんは本校では「4期に1回」ということになりますので、かなりラッキーな学生さん達です。大きな声で応援し声をからしていた人もいましたが、フランス校生活の中でもかなりインパクトのある思い出となったのではないでしょうか。貴重な経験をまた将来に活かしてください(選手として出場の夢を持った人もいるのでは?)。