FRANCE

辻調グループ フランス校

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オプション授業第三回(エスコフィエ校)

フランス校日記

2017.06.23

6月22日
Bonjour, エスコフィエ校教務部クレールです。

今週はとても暑いです!外に出られないくらい気温があがりました。
授業後は涼しくなるまでなかなか学生が外に出ている姿を見ませんね。

先週は3回目のオプション授業がありました。
フランス食文化の講座ではリヨンについて詳しい話がありました。
特徴的なお店や地方料理の説明をし、食材の試食と共にフランス人に
人気のある飲み物(フランスのカフェでよく飲まれるもの)を試飲しました。

子供が好きなミント味のシロップを水で割ったものやレモネードが入ったビール(パナシェ)等を
飲んでみてフランス文化の一部を味わうことができたのではないでしょうか。

ワインのオプション授業では有名な三ツ星レストランポール・ボキューズのソムリエ、ルージェ氏が来てくれました。
「デギュスタシオン・ベルティカール」、違う年に作られた同じ銘柄のワインを試飲し、違いを学びます。
その年の気温や雨の量によってブドウの成長に差があり、味も色も香りも変わります!
確かに違いがわかり、とても面白かったです!

フランス語のオプション授業は今回も外で行いました!
グループで今まで覚えた単語を使って「あるもの」のヒントをたくさん書き、
それがなにか当たるまで一緒に考えるゲームでした。

皆さんいつの間にこんなに単語を覚えたのでしょうと思い、とてもいい意味で私は驚きました。
その調子頑張れば、研修先で困ることが減ると思うと安心ですね!

製菓の外来講習では「ショコラトリー・デリス・デ・サンス」ラヴァル氏が来てくれました!
日記の形をしたお菓子を紹介してくれました。クリエイティブな若いパティシエで大好評でした!

中学校3年生のときの美術の授業で「手の形をしているもの」という課題に対して
それをお菓子で作ってみたことがきっかけでパティシエになることを決めた、という面白い話をしてくれました。

調理の方はシャトー・エスコフィエのためにいつも肉を用意してくれているリシャール氏が来校し、
肉のさばき方を見せてくれました。
50キロの羊をさばき、一部一部の名前を教えてくれて、各部位に名前を貼りました。
そしてどの部分をどんな料理に使うかを教えてくれました。
色々な器具を使い、とても速くて無駄のない作業で皆さんが感銘を受けました。

最近は様々な花が咲き、レストランがカラフルになりました。素敵なレストランですね!

今日から調理班の組み合わせが変わりました!
今まで一緒にやっていた人とは違う新しいパートナーと実習します!
職場ではいろいろな人と仕事をします。
職場でうまく仕事をしていくための練習ということで頑張ってほしいですね!
自分がどのような環境で働くのが向いているかわかるかもしれません。

ヴァカンスまであと2週間ですので頑張っていきましょう!