FRANCE

辻調グループ フランス校

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第一回オプション授業 (レクレール校)

フランス校日記

2018.11.08

Bonjour
フランス・レクレール校教務部のソフィーです。校舎の周りのブドウ畑の葉もすっかり色づき、秋の深まりとともに少しずつ冬の訪れを感じるようになりました。

10月第四週目は、初めてオプション授業が行われました。選択肢はフランス語、食文化にワインで、各自興味のある分野を選び知識を深めていきます。

フランス語の授業はシャトーの外へ。授業では調理・製菓の専門用語が中心ですが、シャトーのあるリエルグ村を散策することで、「市役所」や「教会」などふだんの生活で使用する言葉を学びます。

リエルグ村散歩の後は茶話会。フランスの同世代の人たちが友人同士で集まるように、お菓子を囲んでおしゃべりです。どこまでフランス語で話せたかな...?

食文化の授業では、フランスの地方文化・料理を学びます。どちらもその土地の地形や気候などに深く根付いているので、地理や歴史を知ることでより深く料理・菓子を理解することができます。

有名なお菓子はスーパーマーケットなどでも手に入れることができます。さすがに本場の味とは違いますが、バカンスで現地に赴く前によい予習になりますね。
90分のフランス一周の旅を体験して、冬のバカンスへの期待もふくらんだのではないでしょうか。

オプション授業ではワイン講習も選択できます。ワインをテイスティングする際の基本的な知識や方法を学びます。ただ単に飲んで「おいしい」だけでなく、どのような料理に合うかなど専門的な内容なので、食のプロとしての視点も養われます。※フランスでは18歳からお酒が飲めます。

ワインの味だけでなく色、香り、口に含んだ時に鼻から抜ける風味やグラスを傾けたときにのこる粘り具合など様々な角度から観察をします。自分が見つけたことや感じたことを書き残すことで、ワインを識別する力をつけていきます。

毎日の実習とその予習復習に専門的なオプション授業を通して、知識や実力もついていることを実感しているのではないでしょうか。今学んでいることは将来きっと役に立ちます。「あまり興味はないな...」と思うことでも、良い機会なので積極的に学ぶ姿勢を持ち続けてください。

11月1日から4日までフランスではToussaint「諸聖人の大祝日」という休暇でした。週末の外出で気分転換ができたのではないでしょうか。今週もまた体に気を付けてがんばりましょう。