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辻調グループ フランス校

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レベルアップ! (レクレール校)

フランス校日記

2019.01.30

Bonjour
フランス・レクレール校教務部のソフィーです。先日は夜更けから雪が降り、朝になると白い雪がシャトーを覆っていました。毎日寒い日々が続いていますが、研究生たちは忙しい日々を過ごしています。

授業も後半に入り大詰めを迎えています。
ムニュ・スペシオ(卒業制作発表会)の準備も始まりました。これまでの学校生活の集大成。これから試行錯誤を繰り返していきます。

それぞれがこれまでの知識を使って新しいものを作り上げると同時に、新たに知識をインプットすることも忘れません。外来講師として、ブレス鶏協会の方をお招きし、鶏の飼育法や品評会に出す鳥の成型を見せていただきました。また製菓研究課程ではデアル氏をお迎えして一品を披露していただきました。

専門講義はコニャックについて学びました。創立の歴史から世界にコニャックが広まっていく様子、製造方法からカクテルなどでの活用法まで幅広く授業は展開されました。コニャックはアルコール度数が高く、初心者には敷居の高い飲み物ですが、カクテルにすると驚くほど飲みやすいことに多くの研究生が驚いていました。(*フランスでは18歳より飲酒が認められています。)またオプション授業も三回目を迎えました。それぞれの専門内容にも造詣が深くなってきていることでしょう。


今週の日曜日はクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(Coupe du monde de la pâtisserie)という世界大会がリヨンで開催されました。もちろん学校を上げて日本代表を応援しました。




フランス校の授業では、確かな腕を持つ教授と料理・製菓の世界の第一線で活躍されている講師を招いて、レベルの高い授業が行われています。毎期ではありませんが、今期のようにフランス校があるリヨンで調理・製菓の世界大会が行われ、会場で世界トップレベルの作品を間近で見ることができます。またさらなる高みを実際に体験することで、ますますみんなの感性が磨かれていることでしょう。ムニュ・スペシオが楽しみです。

まだまだ寒い日が続きますが、体に気を付けて頑張りましょう。