日常生活が始まりました。 (レクレール校)
4月30日
Bonjour
フランス・レクレール校教務部のソフィーです。フランスへ到着してからもうすぐ一か月がたとうとしています。そろそろみなさん生活のリズムをつかめたようです。
フランス校での授業は、午前中にシミュレーション実習、午後に調理・製菓講習が行われます。
実際にレストランでお客様に料理・デザートを出すことを想定して、朝から仕事に取り掛かります。シェフの手元を見ながらテクニックを学び、同時に時間通りに仕上げなければならないというプレッシャーの中、がんばって授業を受けています。
サービスの授業はすべてフランス語で行われます。担当のブリュノ先生ともフランス語で会話が楽しめるようになりました。またクリヨン(お客様)役のクラスメートにも、フランス語で接客をします。最初は慣れませんでしたが、いまではしっかりとできるようになってきました。
午後はシミュレーション授業で行う料理・デザートを学ぶための講習が行われます。ここできちんとルセット(フランス語でレシピのこと)と手順を学ばなければなりません。
時々、この講習授業にはフランスのレストラン業界で活躍していらっしゃるシェフが外来講師としていらっしゃいます。今回の調理講習には、フランス・レクレール校の研修先でもあるL'O des vignesのシャンブルーシェフに来ていただきました。
フランス校の授業はこれだけではありません。チーズやワインの専門家をお招きして、専門講義を受けることができます。初心者として知っておいてほしい入門レベルから、将来食のプロとして働くために必要な知識まで、幅広い内容を学ぶことができます。もちろん毎回試食・試飲があります。今回はチーズの専門講義が行われました。
到着日の翌週から始まった授業では、朝から夜まで「食」を学び続けます。自分が深めたい分野に思う存分ひたることができる5か月間。まだ始まったばかりです。