ブドウの収穫の季節がやってきました!
Bonjour, フランス校教務部です。
フランスは間もなくヴァンダンジュVendange、そう、ブドウの収穫の季節です!
5月末に開花してから約2ヶ月半、すでに美しい色に染まったブドウがたわわに実っています。
開花の様子はこちら→https://www.tsuji.ac.jp/college/france/blog/diary/post_907.html
ここボジョレで栽培されている品種はほとんどが黒ブドウの「ガメイ gamay」です。
今年は記録的に雨が少なかったため、果実はちょっと小ぶりな印象ですが
その分、日照がよく、糖分がたっぷりと凝縮しているはず。
日本のブドウ園とちがって、フランスのブドウの木は低く育てられます。
収穫の時には、しゃがんで、ひと房ずつ、ていねいに手摘みします。すごい重労働です!
一般的に「ボジョレといえば赤ワイン!」というイメージですが、
一部の生産者はめちゃくちゃおいしい白ワインもつくっているんですよ。
白ブドウの品種は「シャルドネ Chardonnay」です。
まだ熟しきっていない、こんなカラフルでかわいいブドウもありました。
ブドウ畑を観察していると、いろんな発見がありますね。
今年は暑さのせいか、実が熟すのが早く、収穫も例年より早いところが多いようです。
これから、ブドウの完熟度を見ながら、品種ごと、畑ごとに収穫が始まります。
おいしいワインになる日が楽しみです。
ボジョレ・ワインのつくり方に興味のある人はこちらもぜひ見てくださいね。
https://www.tsujicho.com/oishii/recipe/letter/totteoki/paradis.html