夏はやっぱりフリチュール!
Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。最近のフランスはまた雨が降る日も増え、少し気温が下がったりもしていますが、太陽が出る日はかなり暑く、もう「夏!」です。雨が上がった後に太陽が出れば草木もまたぐんぐん成長します。野菜もおいしく育つといいですね。
フランスの夏の食べ物、はいろいろとありますが、外で食べるのが楽しい食事も多くあります。バーベキューもご紹介しましたが、外で食べる楽しさがある食事は何と言っても「fritureフリチュール」です。
簡単に言うと「揚げ物」ですが、主に小魚、エビイカタコ、そしてやっぱり主役は「カエル」です!日本ではなかなか食べる機会のないカエルですが、フリチュールでは王道です。
小魚のフリチュールです。アイオリ(ニンニク入りマヨネーズのようなもの)が添えられています。
こちらがフリチュールの主役、カエルです!付け合わせはポテト。
ニンニクとパセリがたくさんかかっていて、香りからしておいしそう、そして食べるとやっぱりおいしい!魚や鶏肉のようだと形容されますが、肉自体はさっぱりしたものです。こちらを青空の下で冷えたビールやロゼワインと一緒にいただくのは至福の時ですね。
青空の下での食事を皆さん楽しんでいます。
カエル肉は高級食材として扱われており、ミシュラン星付きレストランでも使われます。フランス校の調理実習メニューでも使われます。フリチュールは大皿に盛られて出てくることが多いですが、星付きレストランで出されるカエル料理はやはりお上品なものが多いです。
カエルを使ったフランス校実習メニューです。
ミシュランガイド二つ星レストラン「Bernard Loiseau」のスペシャリテにもカエルのメニューが。
フランスに来たらぜひ食べてほしい食材の一つです。カエル?!と敬遠される方も多いと思いますが、とてもおいしいものですので食べず嫌いはもったいない!ぜひ夏のフリチュールではカエルを!