実習は「3セリ」へ―フランス校での生活もあと1ヶ月!(エスコフィエ校)
Bonjour! フランス校教務部です。
フランス料理研究課程は、ヴァカンス前から3セリに入っています(フランス校の「セリ」についてはこちらをご覧ください)。製菓研究課程も、今週の後半から3セリに入ります。早いもので、研究生たちのフランス校での学びも、あと1ヶ月ほどとなりました。
製菓実習(最近3日間の実習から)...製菓の2セリの実習も、これでおしまい、次回の実習は3セリです!
フランス人の先生方による調理・製菓の講習は、すべての日程を終了しました(その後も、外来講習などが続きます)。初めの頃は、日本語でのサポートがなければ何の事か分からなかった講習も、今ではポイントで日本語の解説が入るくらいです。具体的に何をするかが分かっていることもあり、研究生たちはフランス語を聞いてかなり理解できるようになってきているようです。何といっても、9月上旬にはスタージュ(研修)に出発しますからね!
8月4日に行われた、キャメラ先生の講習最終回
製菓研究課程は、1セリでプチ・ガトー、2セリでアントルメ(ホールケーキ)を作りますが、3セリでは皿盛りのデザートをレストランシミュレーション実習で提供します。製菓は基本的に製造職ですから、料理のようにお客様のタイミングに合わせて、皿盛りのデザートを仕上げて提供するのは、大半の研究生にとってはここだけの経験かもしれません。
8月8日に行われた、コアール先生の講習最終回
フランス料理研究課程は、実習で扱うすべての料理が終了します。この後の実習は、ルフェール(「再びする」という意味)といって、3セリの料理をもう一度、自分たちだけで(つまり、先生方は見ているだけで良いように)行う実習となります(ルフェールは、2セリと3セリで行われています)。3セリでも、ルフェールがうまくいくことを願っています!
調理実習(最近3日間の実習から)
3セリの料理から
フランス校の8月、研究生たちは暑さに負けず、フランス校生活の集大成に向けて日々がんばっています!