Bonjour!　フランス校教務部です。

フランス校2022年春コースの授業も、早いもので今週が最後となります。製菓研究課程では、今月の半ばから、実習の最終段階である３セリが始まっています（製菓３セリについては、こちらもご覧ください）。

各エキップ（班）の、３セリ１回目の実習の様子

製菓研究課程は、１セリと２セリで様々な種類のお菓子を学んできましたが、３セリでは、アシエット・デセール（皿盛りデザート）に挑戦します。レストランシミュレーション実習では、キャメラ先生の指示に合わせて、仕込んでおいたデザートを完成させて、お皿（アシエット assiette）にデザートを盛り付けます。

３セリでは、ヴェリーヌ（ガラス容器に入ったデザート）も提供します

一度にたくさんのお菓子を作るのではなく、必要な数ずつ仕上げていくのは、製菓研究課程の研究生にとっては初めての経験かもしれません。実習の前には緊張と同時に、期待も大きかったのではないでしょうか。素早く、きれいに盛り付けたお皿は、すぐに提供しないといけません。ふだんの製造とは異なるスピード感に、最初は戸惑う事も多かったでしょうが、研究生たちの適応能力はさすがだと思います！

各エキップ（班）の、３セリ２回目の実習の様子

ちなみに、フランス校の研修先には、パティシエも受け入れていただいているレストランもあり、製菓研究課程の研究生の中には、レストランでの研修を希望する研究生も、毎期若干名います。

出来上がったデザートは、ラボ（製菓実習室）から客席まで、セルヴィスが素早くお届けします！

来週はいよいよムニュ・スペシオ Menus Spéciauxです。今まで試作を重ねてきましたが、今週、最後の試作を行います（試作については、フランス料理研究課程はこちら、製菓研究課程はこちらをご覧ください）。来週どのように仕上っているのか、今から楽しみです！