【始まりました!】シミュレーション授業
Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。今週末は外に半そでで出られるくらいの陽気でした。フランスの秋ってこんなに暖かいの?と思った研究生も多かったようですが、年によります。この時期には寒くてしょうがない、という年もありますし、今年は暖かいようですね(9月は寒かったんですけどね)。
週末の土曜日に製菓研究生の皆さんはリヨンにある老舗ショコラティエ「Bernachonベルナション」のアトリエ見学に行きました。ベルナションはフランスで数少ないカカオの焙煎からチョコレートづくりを行っているお店で、貴重なチョコレート製造過程を見せていただきました。お店の方の説明を聞きながら機材なども見学させていただき貴重な経験となりました!研究生にはチョコレート大好き!な人が多いので、お店でチョコレート購入、も楽しそうでした。
さて、フランス校では先週から「シミュレーション授業」が始まりました。ガイダンス期間に行った準備の成果を発揮できたでしょうか?これからは実習のための準備の講習授業と並行して実習授業が行われますので、かなり忙しい毎日となります。皆さん今のところ元気に頑張っていますが、エネルギー切れを起こさないように調整してくださいね!
調理は午前中に仕込み、サーヴィスの時間になると注文を聞きながら調理していきます。温かいものは温かいうちに出すなど、タイミングが大切ですので、自分の担当のお皿以外の担当チームとのコミュニケーションもしっかりしなくてはなりません。いろいろなことに気を使っての調理ですので、終了時には皆さんクタクタです(笑)。次第に慣れて楽しさの方が大きくなってくることと思います。
製菓はサーヴィスの時間までにお菓子を完成させなくてはいけませんが、数が多い!同じ形、同じ大きさでたくさんの数を作らなければいけないのでこちらも神経を使います。慣れてくるとお菓子作りの楽しさを感じられる余裕が出てくると思いますが、今現在は「必死」な方が多いようです(笑)。
お客様役の皆さんはほっと一息、といったところですが、出てきた料理やお菓子をしっかりと観察して味わい感想を書かなければなりません。友人たちからのアドヴァイスを参考に皆さん次の授業も頑張りますので、大切な作業ですね。
楽しいながらも考えることも多く大変な授業ですが、もう少し慣れてくると楽しさが多くなってくるはずです。フランス語も頻繁に使うフランス語には慣れてくるはずですからスムーズに聞き取りができるはずです。引き続き頑張りましょう。