製菓Sucre d'art(アメ細工)完成!
Bonjour! フランス校教務部です。
先週から4日間に渡って行われた製菓研究課程のSucre d'art(アメ細工)がついに完成しました!
(前回の記事はこちら)
équipe(エキップ-班)ごとに、1つの作品を創りました。
早速3つのエキップの作品紹介です。
まずはエキップP1から
フランス校近辺のボジョレーワイン、ブドウ、ブドウの木に、この地方のチーズまで表現しました!
ワインボトルやグラス、薔薇、それに土台のワイン樽、それぞれ質感までしっかり表現できていますね!
続いてエキップP2の作品
下段の大きな薔薇の細工が目に映りますね。
その上には実習で作ったケーキとマカロン。さらにそれだけではなく、なんとキャメラ先生とドゥムール先生までpastillage(パスティヤージュ-シュガークラフト)で作ってしまいました!
下にはエスコフィエ校の池やカモも表現されていて、非常にシャトー愛の溢れる作品に仕上がりました。
最後にエキップP3
土台には木の根が蔓延(はびこ)り、その上には花やツルが表現されています。
さらにその上には1匹の黒と青で彩られた蝶が!
この蝶はパスティヤージュとアメの組み合わせにこだわりました。
上部のガラスのように透き通った細工から、下に向かってマットになっていくグラデーションを、さらには下にはエスコフィエ校でしょうか、門や柵までうまく表現できましたね!
どのエキップも表現力が豊かで、それぞれの個性を活かした作品ができました。
たった4日間と思われるかもしれませんが、完成するまでには様々なトラブルを乗り越えての完成です。
エキップ内で意見が分かれて先に進まなくなってしまったり、
アメが薄くて、くっつける時に突き破ってしまったり、
パスティヤージュの接着に苦戦したり、
研究生にとっては非常に濃い4日間だったようです。
中には完成後に安心して泣いてしまう研究生まで......本当によく頑張りました!
最後に、エキップごとに集合写真を撮りました。
P1は今回エキップを担当した大山先生と一緒に。
P2の作品は残念ながら、移動するときに倒れてしまいました......が、キャメラ先生とドゥムール先生のパスティヤージュは残っていたので、先生も入って一緒に写真撮影です。
P3は今回一番意見が割れてしまったエキップでしたが、温度調整が難しい土台の表現も力を合わせて作り上げ、最後には素晴らしい作品となりました!
どのエキップもトラブルを乗り越えて、最高の作品に仕上がりましたね!
製菓研究課程の皆さん、お疲れ様でした!