FRANCE

辻調グループ フランス校

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伊藤知香さん:製菓 2021年秋コース

在校生レポート

2021.12.28

きっかけは本場の環境へどっぷり浸りたかったから
本場で見るもの、味、音、空気など、五感全てを使って勉強できる環境に身を置きたいと思ったことが、フランスでお菓子を学ぼうと思ったきっかけでした。
とにかく美味しい食材、料理やお菓子に囲まれる生活への憧れがあったけれど、実際にフランスに来てみて、その生活が叶っています! 特にチーズやバゲット(フランスパン)は本当に安くて、どこのお店で買っても美味しいです。

フランス人の先生からはフランスでのやり方、フランス人の考え方を直接教わることが出来るし、日本とは違う環境の中で学ぶことが大切だと、毎日の授業の中で痛感しています。もちろん、いいことばかりではなく、バスが時刻通りに来ないことなど、困ったこともあります......。でも、それを乗り切るだけの忍耐と対応力は(良くも悪くも)確実にフランスで培えています。笑

実際にやってみると想像の10倍難しい!
実習に入る前にキャメラ先生がデモ(講習)で作業工程を見せてくれるのですが、先生の作業はなめらかで、簡単そうに見えます。でも実習が始まり、自分でやってみると想像の10倍難しい! 初めは本当に焦りました。でも、何度も練習して、お店で出せるぐらい上手に出来た時の喜びが、また次の一歩を踏み出す力に変わります。


日本で学んでいた時以上に......
フランスではもちろん、チョコレートやフランスで採れたフルーツ、それに、日本ではあまり出てくることのないフローマージュ・ブロン(fromage blanc―白いヨーグルトに似たチーズ)などの素材を扱う場面がたくさんあります。本場の素材の特徴を活かしたいと思うと、自然と作業への理解を深めようと考えるようになりました。"この素材でこの仕上げだから、こう作業する"、"この素材でこの工程だから、こう変化する"と言ったことを、日本で学んでいた時以上に、フランスで考えるようになりました。

寮での共同生活!
正直、初めは共同生活に慣れなかったし、気をつかう場面も多少あります。でも、授業のことや休日のこと、お互いにいつでも気軽に話せる友達が近くにいてくれることは本当にありがたいこと。大変なこともあるけれど、トータル楽しい!



バカンスは
アルザスとパリ、ニースへ行く旅程を立てています。北から南まで移動し、リヨンとはまた違った各地方の特色をこの目でしっかり見て、お菓子作りに活かしたいと思っています。

おすすめしたいお店!
リヨンの『Miss Madeleine(ミス・マドレーヌ)』というマドレーヌの専門店。そこのマドレーヌは今まで食べたマドレーヌの中で一番美味しかった! マドレーヌ好きにはたまりません。マドレーヌを使った創作ガトー(ケーキ)もあるので、好きな人にはぜひおすすめしたいです。

実地研修(スタージュ)も希望しています
フランスのお店で働ける経験は貴重だと思うので、スタージュには行きたいと思っています。限られた時間の中での研修だから、1日1日大切に過ごしたいと思っています。

少しでも興味があるなら!
フランス菓子はもちろん、フランスでの生活など、フランスに関わることに少しでも興味があるなら、フランス校で価値ある時間を送れると思います。フランス語が話せないから無理かも......とは思わなくて大丈夫です。
まずは一歩、踏み出しましょう!


氏名:伊藤 知香 ITO Chika
出身高校:愛媛県立新居浜西高校
辻調グループ出身校:辻製菓専門学校 製菓衛生師本科