原 美琴さん
HARA Mikoto
エスコフィエ　製菓研究課程
2011年　秋コース
研修先：「Pâtisserie LAC」


Boutique Gioffredo 　　　　 Boutique Barla

南仏ニースとモナコの間にあるトゥルニテという町にある研修先、
パティスリー・ラックは3店舗を展開しています。
製造量が多いので大きな器具を使っての作業や
商品の貯蔵方法などが学べることがよい研修先です、と原さんは話していました。
働いている人数も多く、フランス語でのコミュニケーションもたくさんでき、
交流も増えて楽しく過ごしているようです。


Barlaの店内です 　　　　　 Laboはこんな感じです！

「本当に色々な仕事を」
研修前はやはり期待と不安が入り混じった心境でしたが、
いざ始まってみると本当にさまざまな仕事をさせてもらえ驚いています。


Laboの焼き場です

またラボの人たちは親切でとても個性があり、毎日が楽しく充実しています。


Finitionをやらせていただいてます


Macaronもほぼ毎日作っています 　　 Chocolatも豊富にあります

「1日の仕事の流れは？」
基本的な仕事内容は、朝ガトーのフィニッション、
朝食後はシェフの指示によって毎回仕込むものが変わります。
こちらのラボでは全員がシェフの指示に従って各自で仕込みをし、
終了し次第また指示をもらう、という仕事方式を取っています。


（写真左）Stephane Chefと
（写真右）Sous ChefのManu　厳しい方ですがこの方のお陰で仕事場がしまっていると思います

平日は朝5時半出勤で、8時まで3店舗分のガトーのフィニッションをします。
8時から8時半までカフェ（朝食）の時間があり、その後は13時まで仕込みをして終了です。
私は金曜日のみ17時まで仕事をしていて、その時は13時から14時まで昼休みがあります。


（写真左）Macaronのgarnirもやらせていただいています
（写真右）Tarteletteのfoncageをしているところです

土日は朝5時出勤で 土曜は12時半、日曜は10時半で終了です。


（写真左）朝のCafe。あ、Sous Chefがキメてくれてます　笑
（写真右）朝のCafeの時間はみんなそれぞれ自由に過ごしています

「現在の住居の状況などについて」
アパートに私を含めた日本人3人とアイルランド人の男性1人と生活しています。
仕事場までは徒歩約20分ほどですが、
最近はシェフの車とタイミングが合うと乗せていってもらえます。

生活費に関してですが、常に自炊をしているためある程度はかかります。
月に100～150ユーロほどでしょうか。


（写真左）お気に入りの公園で同居人とお気に入りのブーランジェリーで買った
サンドイッチを食べるのがたまにの贅沢です^^
（写真右）Laboの人たちとサッカーをしました^^


「遊びに行ける場所もいろいろ」
休日は近所のスーパーに買い物に行ったりもしますが、
ラボの人によく海に連れて行ってもらったりもします。


（写真左）仕事仲間のMatthiasに海に連れてってもらいました～！
（写真右）Villefranche-sur-Merの夜景です

ニースにもよく遊びに行ったりと、遊びに行ける場所は色々あり楽しく過ごしています。


（写真左）日本人の同居人とNiceの海を背景に
（写真右）Monacoにも行ってきました！
ちょうどモナコグランプリの準備をしていたので観客席がセットされていましたよ

ラボの人のうちに遊びに行くこともあります。


（写真左）Candyと。茶目っ気たっぷりで可愛い人です^^
（写真右）ChocolatierのTiti!　いつも一人で騒いでます　笑


（写真左）Guillaumeはchocolatierとpatissierの両方が出来る凄い人です！そしてとても優しい^^
（写真右）誕生日に日本酒を振る舞ったら気に入ってくれたみたいです