La Table de Lachassagne ラ・ターブル・ド・ラシャッサーニュ
第1フランス校、シャトー・ド・レクレールのあるヴィルフランシュのとなり街、アンスの丘の上のラシャッサーニュ
という村に、今年一つ星を取ったばかりのレストラン「ラ・ターブル・ド・ラシャッサーニュ」があります。
フランス校のどちらのシャトーからもタクシーで15分ほど、食べ歩きの入門としてちょうどいい距離にあります。
最大入っても30人ほどの小さなお店、星を取ったばかりというのでいつもコンプレ(満席)だったのですが、
土曜日のお昼にやっと予約ができて行ってきました。ボジョレのブドウ畑の中を登ったところで、
裏には見晴らしのよいテラスがあります。
お昼は2種のムニュ(組んである定食)だけで、料理2品+チーズ+デザートが47ユーロ、ムニュ・デギスタシオン
(おまかせ)が65ユーロ、そこに4種のグラスワインを組み合わせたものが90ユーロということで、みんなワインつきの
おまかせコースにしました。
アペリティフの「グジェール(チーズシュー)」です。焼きたてが出てきました。
アミューズはイモのピューレの上にコンテチーズとカリカリのベーコンが散らしてあります。
チーズの酸味が効いていました。
Les Cêpes & l'oeuf de poule, Fêve de Tonka, noix de pêcan & brebis fumée
セップのピューレに半熟卵、ペカンナッツと羊のチーズです。季節(11月)の香り高いセップに
トロッした卵黄がからみます。
Les Saint-Jacques de Port en Bessin, Justes saisies, boudin noir, pomme & herbettes
ホタテ貝の下にブーダン・ノワールのピューレ、ニンジンのムースと青リンゴ、エストラゴンが散らしてあります。
ここまででピューレものが多い印象です。
Le Dos de cabillaud rôti, Moules, potiron, chorizo & châtaignes
タラのポワレにポティロンのソース、剥き身のムール貝とコロコロの栗が散らしてありました。
Le Rable de Lièvre, Servi rosé, pulpe de rutabagas, choux vert & coing
メインはジビエのリェーブル(野うさぎ)、ピューレはルタバガ(蕪の一種)とコワン(花梨)、
ファルシ(詰め物)のしてある肉にはキャベツが巻いてありました。
ワインはグラスワインの案内に出ている上から4種、白「Saint-Romain 2010」「Pouilly Fuissé 2010」、
赤はボジョレの「Moulin à vent 2009」「Saint-Joseph 2010」が次々と並びました。
チーズはレ・アルにあるM.O.F.のモンスさんから3種盛り合わせ、クルミとダット、干しプラムのピュレが
添えられていました。
デザートの1品目、チョコレート生地の上に丸くマロンクリーム、青リンゴのソルベ。
2品目は泡のチーズケーキに洋梨のソルベ
プティフールはチョコの器に入った栗のムースとマカロン、キャラメルでした。
写真では写っていませんが、客席の向こうにボジョレの丘が広がっています。
トイレに下りる階段にシェフの写真が飾られていました。
La Table de Lachassagne
850 rue de la colline Lachassagne 69480
tel. 04 74 67 14 99
www.restaurant-lachassagne.com