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Pierre Orsi(ピエール・オルシ)

フランス校 食べ歩き日記

2017.06.15

今回紹介するのはリヨン市内にお店を構える1ツ星レストラン"Pierre Orsi"です。

シェフのピエール・オルシ氏は1939年生まれの78歳。
ポールボキューズで研修を始め、パリ、アメリカのホテル、レストランなどで働いたのち帰国し1974年にMOFを取得。
1975年に開店後、1977年にミシュラン1ツ星、1980年には2ツ星を獲得されています。
現在もシェフは調理場に立ち、料理の提供の前には各テーブルに挨拶周りをしてくださるとても感じの良いサービスでした。

お店の規模は約40名程がゆったり座れるぐらいの大きさで、昼は2回のテラス席を使用されているそうです。
夜は115€、135€のメニューがあり、どちらも3皿構成になっています。

今回は下記メニューを選びました。
Menu Cœur de Rose( 2Amuse-bouche +2 plats au choix+Fromages et dessert) 115€

 

左:タルタルソーモンジャンジャンブル
右:ソーモンフュメ、キャビア

Amuse-bouche
少し粗目の生姜がアクセントとなり爽やかで食べやすい1品でした。
当日に燻製をしているというサーモンとボリュームたっぷりのキャビアは、しっかりと焼かれたブリオッシュと共に提供されました。


ラングスティヌ

Langoustine Royale, Rizotto aux Champignons des Bois
ラングスティヌを贅沢に丸々1尾使い、旬のアスパラガスとキノコをふんだんに使った一品です。

コンドリュー
ワインはメニューに合わせおすすめをソムリエに選んでいただきました。

 

左:牛肉 右:クローゼンエルミタージュ
Tournedos de Bœuf « Marchand de Vin »
柔らかく口どけの良いボリュームたっぷりのお肉とソースの相性がとてもいい1品でした。

チーズ
Fromages de Notre Belle France

アヴァンデセール
パンナコッタ、リュバーブのコンフィベルベンヌ風味、ムラングスイス添え

デセール
Craquant au chocolat noir Illanka du Pérou,Fève à la Tonka ,Crème glacée praliné
ヴァローナ社のイランカというチョコレートを使用した生地とトンカ豆で香り付けしたムース、プラリネのアイスクリーム添え

 

小菓子
Les Mignardises
ギモーブ・パッッション、ビターアーモンド風味のパート・ダマンドにキルシュ酒漬けのグリオット、
ロッシェアマンド、タルトレットプラリネルージュ、テュイルザマンド

伝統的なフランス料理を提供してくれる、とても居心地の良い空間でした。
リヨン観光の合間に、ゆっくりと食事を楽しんで頂ける素敵なレストランだと思います。

Relais & Châteaux Pierre Orsi
3, place Kléber 69006 Lyon
Tel. 04 78 89 57 68 / Fax. 04 72 44 93 34
orsi@relaischateaux.com / www.pierreorsi.com