製菓外来講師 M.Arnaud MONNET(アルノー・モネ氏)/ Patisserie MONNET(パティスリー・モネ)
2014年春コース、エスコフィエ校最初の製菓外来講師は、リヨンから東へ電車で20分ほどのMontluel(モンリュエル)
という町の人気パティスリー「MONNET(モネ)」のオーナー・パティシエ、Arnaud MONNET(アルノー・モネ)氏です。
モネ氏には、しばしばエスコフィエ校の製菓外来講習のトップを切っていただいています。また、学生の研修先としても
お世話になっていて、現在研修中の2013年秋コース生の宗像奈央さんもいっしょに来校しました。
研修生の宗像さん(左から4番目)
飾り用のチョコレートを作っているところ。モネ氏の作業を見ると簡単そうに思えますが、いざやってみると難しいのです。
講習では、チョコレートのマカロンとその生地を使って、チョコレートのムースを組み合わせた大小のガトーを作っていただき、
チョコレートの吹きつけ(ピストレ)とデコレーションを見せてくださいました。
ピストレをしているところ
講習の終わりに、学生からの質問に答えて、モネ氏は以下のようにおっしゃっていました。
「現場ではスタージュ生も大事な戦力。いないと困る存在です。」
「新しいお菓子を作るときはいろいろな情報からヒントを得てイメージしたものを作ります。生地をおいしく作ることを
モットーにしています。」
MACARONS CHOCOLAT
マカロン生地とチョコレートムースを組み合わせたガトー(大・小)。
大きく絞って焼いたマカロン生地を敷きこんだ型に、チョコレートムースをサントノーレの口金で絞り込み、ガナッシュ
(チョコクリーム)をはさんだ小さいマカロンを飾って、仕上げにピストレ(霧状のチョコレート)を吹きかけます。
最後に、アトランダムに振りまいて固めておいたチョコレートを飾ります。
助手(モネ氏を囲んで、左から)
横島 砂妃さん
「マカロンの絞りやパータボンブのシロップを加える作業、飾りのチョコレートを作る作業を手伝いました。
慣れないフランス語で間違いがあったかもしれませんが自発的に話すことができとても楽しかったです。」
原 翼くん
「アントルメの絞りだしでボリュームを出すのが難しかった。自分からやらせて下さいと言えばいろいろと
手伝わせてもらえたのでこれからの実習、研修先でも積極さを持とうと思いました。」
最後に全員で記念撮影