製菓外来講習 M.Laurent LEJEUNE(ローラン・ルジュンヌ氏)/Patisserie LEJEUNE (パティスリ-・ルジュンヌ)
春コースが始まりおよそ一ヶ月が経ちました。学生たちもフランスでの生活に慣れた頃、いよいよ初めての外来講習が
スタートします。今日の外来のシェフは「パティスリー・ルジュンヌ」のローラン・ルジュンヌ氏です。
リヨンから10kmほど離れたヌーヴィル=スュル=ソーヌNeuville-sur-Saôneにあるパティスリーで、
ガトーのほかにショコラやコンフィズリーなども扱っておられます。
今回教えてくださったお菓子は2品です。
TANGO
ココナッツ風味のビスキュイに、フランボワーズのジュレ、そしてパッションフルーツのムースで構成されたプティ・ガトーです。
これからの季節にぴったりの一品です。
PINACOLADA
こちらのお菓子はヴェリーヌに仕立ててあります。ヴェリーヌとは小さいガラスの器に入ったデザートのことを言い、
近年日本のパティスリーでもよく見かけるお菓子の1つです。グラスの中にはカスタードクリームにココナッツを合わせた
クレームココと、ピナコラーダというカクテルをたっぷりしみ込ませたビスキュイ、そしてパイナップルの果肉が入っています。
外来講習では、学生のアシスタントがシェフのサポートをします。
今回アシスタントを務めたのは、製菓研究課程の劉天宇君、坂口眞耶さんです。
「シェフはとても優しくて、面白くて楽しかったです。作業もたくさん与えてくださって、思い出に残る、
ユンヌ・トレ・ボンネ・エクスペリアンスune très bonne expérience(とても良い経験)でした。
初めて助手という立場になって大変さを知り、シェフの作業の効率の良さを間近に見て、もっと上を目指そうと思いました。
とても親しみやすいシェフでしたので、お店を訪れてみたいと思います」
初めての作業に戸惑うシーンも見かけられましたが、気さくなシェフの指導のもと、一生懸命サポートしてくれました。
良い経験ができ、安堵の笑顔を浮かべていますね。
講習終了後、シェフとみんなで記念撮影。
Merci Mr.LEJEUNE!!