製菓外来講習 M. Arnaud MONNET(アルノー・モネ氏)/PÂTISSERIE MONNET(パティスリー・モネ)
辻調グループフランス校製菓秋コースが開講して20日ほどが経ちました。
研究生全員が楽しみにしていた外来講習は、「パティスリー・モネ」オーナーシェフのアルノー・モネ氏に来て頂きました。リヨンの東、電車で約20分の小さな町Montluel(モンリュエル)のお店は地域の皆さんに愛されているパティスリーです。
今期初めての外来講習ともあり研究生も緊張していましたが、モネ氏が気さくにお話ししてくださり大盛り上がりの講習となりました。
今回披露して頂いたお菓子はこちら。
MACARONS CHOCOLAT マカロン・ショコラ
チョコレートのマカロン生地とムースで構成された濃厚なお菓子で、お店の看板メニューだそうです。
1つのお菓子に2枚使用しているマカロン生地は厚みや焼き加減を変えて、異なった食感を楽しめるようになっています。そのため、焼成には温度や時間を細かく調整されています。
フランス校の外来講習は研究生がシェフのアシスタントにつきます。こうすることでフランス語を使ったコミュニケーションや、作業を共に行いながら製菓技術を教えてもらうといった経験は、研修に出てからとても役に立ちます。普段の教わっているキャメラ先生やドゥムール先生との実習・講習とは一味違った授業です。
今回の作業では、マカロン生地やムースの絞り、チョコレートの飾りやそれを使った仕上げなど、ほとんどの作業をシェフとアシスタントの研究生の共同で行いました。
撮影のためにマスクを外してもらいました。
アシスタントを務めた研究生のコメント
「シェフと積極的にコミュニケーションをとって動くことの大切さがわかりました。単純そうに見えてもテクニックの要るものばかりで勉強になりました。」
「日本の学校でやったのとは違うテクニックだったので、手が震えるほど緊張しましたが楽しい講習になりました。アシスタント出来て本当に良かったです。」
研究生からは「お菓子において大事にしていることは何ですか?」「仕上げを考える際に気を付けていることはありますか?」などといった質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
フランス校のキャメラ先生やドゥムール先生とは違ったオーナーシェフのお菓子に対する考え方や作業を、間近で見て感じることのできた講習となりました。また、普段の授業で実践していることの重要性を再確認することもできました。
今回のような体験が今後作るお菓子に活かせそうですね!
最後にモネ氏を囲み記念撮影!
Merci,M.MONNET!!