製菓外来講師 M. Bruno MONTCOUDIOL(ブリュノ・モンクディオル氏)/ Patisserie MONTCOUDIOL(パティスリー・モンクディオル)
今回の製菓外来講師は、リヨンから南西に電車で1時間弱のサンテチィエンヌSaint-Étienneの近く、
モニストロルMonistrolにあるパティスリー「モンクディオル」のオーナーシェフ、ブリュノ・モンクディオル氏です。
モンクディオル氏はM.O.F.で、パティシエの世界大会で優勝されたこともあります。
作業は丁寧で無駄がなく、手を汚さない器具の使い方は感心させられました。
LES PATE DE FRUITS POIRE-VANILLE
洋梨のピューレをベースにした、ペクチンゼリーです。
一番基本的なパート・ド・フリュイの作り方を見せてくださいました。煮詰めは温度や糖度は測らず、時間で決めます。
固まりかけたところで粗めのグラニュー糖をふりかけます。
CAKE AUX CITRONS
レモンの皮とラム酒を加えたパウンドケーキです。ロボクープを使い、溶かしバターを加えたオールインワン手法です。
焼く前に中央に1本バターを絞り、きれいに割れるようにします。
LE MACARON CHOCOLAT
チョコレートのマカロンです。イタリアンメレンゲにクレーム・ターター(酒石酸)を加えて固い泡を作ります。
粉類は一度ロボクープにかけて均一にします。マカロネ(混ぜ加減)は浅め、ちょっと中央が膨らんだ形がすきなんだそうです。
助手(写真左から)
香川 葉月さん
「今回のお菓子はフランス校の授業でもやったことがあるものだったのでちょっとした違いを
気にして見ることができたのでためになりました。」
モンクディオル氏
北澤 ひかりさん
「初めてのアシスタントで緊張のためうまく動けなかったことが少し悔しいです。
研修ではフランス語の聞き取りができ積極的にうごけるよう頑張らなきゃと実感しました。」
最後に全員で記念撮影