製菓外来講習 M. Henri DESMOULINS(アンリ・デムーラン氏)/PÂTISSERIE-Salons de thé HENRI DESMOULINS(パティスリー・サロン・ド・テ アンリ・デムーラン)
レクレール校では今期初めてとなる製菓外来講習を実施しました。
講師は、「パティスリー・サロン・ド・テ アンリ・デムーラン」オーナーシェフのアンリ・デムーラン氏です。
昨年6月にフランスの人気テレビ番組「Le meilleur pâissier」のプロ部門で見事優勝を果たしており、今注目されているパティシエの1人です。
デムーラン氏は数々のリヨンの名店で経験を積んだ後に家業を引継ぎ、当店舗をオープンしました。おじいさんの代から受け継いできたお菓子作りに対しての情熱やテクニックを大切にしているそうです。
現在はレクレール校近郊の街Villefranche sur saône(ヴィルフランシュ・シュル・ソーヌ)にある3件の店舗は休日にはお客さんが絶えることなく来店しています。店舗運営だけでなく一般の方へのお菓子教室も定期的に開催されています。
そんなデムーラン氏に披露して頂いたお菓子は
La jolie pomme ラ・ジョリ・ポム
こちらはリンゴそのものではなく、リンゴを模したお菓子です。リンゴのムースの中にはさわやかなリンゴのゼリーとヘーゼルナッツ風味のマドレーヌ生地が入っています。アクセントにリンゴと相性のいいディルという香草が使われています。
フランス校での外来講習は研究生がシェフのアシスタントにつきます。もちろんフランス語で作業の指示を受け、研究生がその状態の確認をします。普段のドゥムール先生とも同じように授業を行っていますが、人が変わることでフランス語を聞き取る力がより身に付きます。
今回はアシスタントではない研究生も4か月後の研修のイメージが出来たのではないでしょうか。
講習中は生地やムースの泡立て、混ぜ加減を細かく説明してくださり、研究生からの質問ひとつひとつにも丁寧に答えていただきました。冗談も交えながらの楽しい講習は、あっという間に時間が過ぎていきました。
※写真撮影のため、マスクを外してもらいました。
アシスタントを務めた研究生のコメント
「初めてのアシスタントで緊張していました。材料の混ぜ方や火の通し方などいろいろなこだわりや考え方、テクニックをシェフの間近で学ぶことができました。」
「器具や材料を教壇に用意する役割だけと思っていたけど、組み立て~仕上げまでさせてもらいました。他の研究生の前で作業をするのは緊張しましたが、とても勉強になったし楽しかったです。」
最後にデムーラン氏と一緒に記念撮影!
Merci,M.DESMOULINS!!