FRANCE

辻調グループ フランス校

ブログ

製菓外来講習 M. Michel VIOLLET(ミシェル・ヴィオレ氏)/Pâtisserie VIOLLET (パティスリー・ヴィオレ)

フランス校教壇から

2015.10.30

今回の製菓外来講習は、リヨンから東に約40キロの所にある、ブルゴワン=ジャイユーBOURGOIN JALLIEUの「パティスリー・ヴィオレ」のオーナーパティシエ、ミシェル・ヴィオレ氏に来ていただきました。

ヴィオレ氏はM.O.F.(フランス最優秀職人章)を受章者で、フランスの製菓業界で長年活躍されています。

LES PRALINES ROUGES

 

ローストしたアーモンドに糖衣がけしたコンフィズリー。リヨンでも伝統的なお菓子として親しまれています。赤いほうがイチゴ風味で、紫色のものはスミレ風味です。

BONBONS BATTUS MASSE

 

今回はレモンの風味をつけたあめです。このあめを使って、白鳥や棒つきキャンディーなど、色々な形のものを作ってくださいました。

そして最後に、ケーキの表面に絵を描く、ヴィオレ氏が得意とする技術を見せてくださいました。

食用の色粉を使って、下書きなしで描かれます。今回のテーマは「世界遺産になった富士山と花」。一台仕上げるのにかかった時間はわずか15分!!めったに見られない光景に、学生のみんなは真剣になって見ていました。

今回の講習の助手を務めたのは、製菓研究課程の久保田悠花さんと岡本寛輝君。あめ細工を曲げたり成形したり、たくさんの作業を手伝ってくれました。

久保田さん「デッサンがとてもすごかったです。ひとつの刷毛で色々な雰囲気を表現できるのがビックリしました。作業を近くで見ることが出来て良かったです。」
岡本君「あめ細工の扱いが手馴れていて驚きでした。1種類のあめ細工から色々なものを作るのも驚きでした」

授業の最後に集合写真を撮りました。

Merci, M.VIOLLET!!!