今回お越しいただいたのはリヨンのパティスリー「グラン・ド・シュクル」のノルウェン・プレ氏です。
プレ氏はパティシエとしてフランス国内だけでなくイギリスやオーストラリアでも腕を振るった経歴の持ち主です。三ツ星レストランのシェフ・パティシエの経験が有るパートナーのポリーヌ・ドランジュ氏、パンの世界大会にフランス代表としての出場経験を持つエドゥアルド・ドランジュ氏の3名でグラン・ド・シュクルをオープンしました。リヨンで現在最も注目されているパティスリーと言っても過言ではなく、休日ともなるとお客さんが絶えません。
ちなみに以前氷の彫刻の講習をしていただいたクリスチャン・ドランジュ氏はポリーヌ・ドランジュ氏、エドゥアルド・ドランジュ氏のお父様にあたります。

そんなプレ氏に披露して頂いたお菓子は

Le Fraisier ル・フレジエ
スポンジ生地、イチゴ、バニラクリームで構成されたフレジエをモダンなデザインと構成にしています。
中には旬のイチゴがたっぷりと使われていて、一口食べると一気にイチゴの香りがひろがります。

周りにあるのはチョコレートで飾りと保形の役割があります。このチョコレートがあることでそのままでは崩れてしまうようなものも組み立てることが出来ています。

プレ氏の作業は流れるように早く、かつ丁寧で現場の作業というものを間近で体験することが出来ました。
そんな作業中でもプレ氏は研究生に対してコミュニケーションを丁寧に取ってくださりました。アシスタントもしっかりと聞き取って指示されたことを実践することができました。

※写真撮影のため、マスクを外してもらいました。

アシスタントを務めた研究生のコメント
「シェフの話すスピードが早くて聞き取りが大変でした。最初は緊張しましたが最後には楽しみながらのアシスタントになりました。」
「アシスタントをすることでシェフのこだわりやテクニックを間近で見て体験出来てよかったです。教えられたようにすることで綺麗に仕上げることが出来てとても楽しかったです！」

Merci,M.Pellet!!