今回の専門講義は、創設250年を超えるコニャックCognacのトップメーカーであるヘネシー社から、当社の広報を担当されている、パトリス・エノ氏に来ていただきました。
まずは、概論として、ヘネシー社の歴史とコニャックの作り方について学びます。流石は「アンバサドゥール・ド・ラ・メゾンAmbassadeur de la Maison（ヘネシー社の大使）」として世界各地を飛び回るエノ氏です。動画資料を用いながら非常に分かりやすく 説明していただきました。

概論の後は実践ということで、試飲に移ります。ヘネシー社を代表する、「VS （ヴェリー・スペシャルVery Special）」、「Fine de Cognac（フィーヌ・ド・コニャック）」、「XO（エキストラ・オールド）Extra Old」の3種類を試飲しました。

製造工程や熟成期間の違いで、色、香り、味わいが異なるのですが、学生たちはその違いを感じ取ることができたでしょうか。

また、若者に人気のある飲み方として、VSをクランベリージュースとソーダで割ったカクテルも紹介していただきましたが、こちらはアルコールが苦手な学生に好評だったようです。

コニャックを今まで飲んだことのない学生が大半なので、今回の内容は少し難しかったかもしれませんね。でも、 専門家の説明を受けながら、コニャックを飲み比べる機会はあまりありません。きっと、学生たちにとって貴重な体験となったことでしょう。

※フランスでは１８歳からお酒を飲むことができます。