調理外来講習 M.Bruno OGER(ブリュノ・オジェ氏)/La Villa Archange(ラ・ヴィラ・アルカンジュ)
本日は、バカンス明け最初の外来講習が行われました。映画祭の舞台になっているカンヌからほど近い街、ル・カネにあるレストラン「ラ・ヴィラ・アルカンジュ」より、ブリュノ・オジェ氏にお越しいただきました。
シェフは2010年にこのレストランのシェフになり、わずか2か月でミシュラン2つ星を獲得しました。
Marinière d'Huitres Gillardeau, Concombre et Caviar Petrossian
1品目はカキをメインとしたアミューズです。
薄くスライスしたきゅうりの中にはカキのジュレ、生のカキ、野菜のマリネ、その上にはキャビアとカキのエスプーマがのっています。「この料理は野菜のフレッシュ感と、海のヨード感を味わってください」とシェフはおっしゃっていました。
Loup Pay à la Citronnelle, Tartare de Gambas à la Coriandre, Carnaroli au Citron
2品目はすずきを使った一品です。ポワレしたすずきの周りにはシャブリというワインをふんだんに使ったソースがあり、その下にはエビのタルタルとレモン風味のリゾットが隠れています。
オジェ氏は3年間タイで働かれたことがあり、アジア各国の様々な味の組み合わせを料理に取り込んでいます。この3年間での経験が、氏の料理の原点だそうです。
学生からは学期末の食事会「ムニュ・スペシオ」の参考にしようと、様々な質問がありました。
今回アシスタントを務めたのは、佐藤想留君(左)、谷田隆治君(左から2番目)、甲津春奈さん(右)でした。