製菓外来講習 M.Fabian DEAL(ファビアン・デアル氏)
今回お越しいただいたのはファビアン・デアル氏です。
現在ショコラティエであり、フリーのデモンストレーターとして活躍されています。
以前はリヨンのクロワ=ルスCroix-Rousseにある、有名店ショコラティエ・ブイエChocolatier BOUILLETの
ショコラ部門の責任者を務められていた経験もあり、2009年からは一般向けの学校『ガトー・エコールGâteau école』を開校されるなど、製菓業界に情熱を注いでいらっしゃいます。
講習メニュー
CALAMEL SEMI LIQUIDE BEURRE SALE VANILLE
CALAMEL SEMI LIQUIDE CITRON VERT の2品です
2種類の柔らかなキャラメルを詰めたボンボンショコラです。
シトロンベールやブールサレ(有塩バター)を効かせた特徴あるキャラメルにそれぞれ相性を考えてショコラを
製品に合わせて使い分けられていました。また、小さなショコラのピエスモンテ(チョコレート細工)を
作りながら様々な技法や製品の魅せ方を紹介いただきました。ショコラの産地や特徴についての話に、
研究生も興味津々でたくさんの質問にも丁寧に答えてくださいました。
今回講習助手を務めた2人
アシスタント①
『今回外来講習を受け、近代の嗜好に合わせた味や香りを最大限に伝える方法など深くまで考えて作業をされており、勉強になることばかりでした。新しく様々な知識が加わり、これからの自分の仕事や製品について改めて考えるきっかけになりました。とても貴重な体験をさせていただきました。』
アシスタント②
『今回アシスタントにつくにあたり、とても緊張していましたが、時々冗談を交えたり、僕たちの緊張を解いてくださり、コミュニケーションを取りながら楽しく作業することが出来ました。僕は作業が思うように進まないとすぐに焦ってしまうのですが、シェフのように周りを気遣いながら確実に丁寧な仕事を進められるような職人になりたいと思いました。』
全体写真